私達 ページ2
……………
どれくらいそうしていたんだろう。
二人とも何も言わずに見つめ合ったまま。
何で？
また湧いてくる"何で"。
何でそんなに優しい目をするの。
……………まるで愛しいものでも見るみたいに
私を見るの。
RM「……………俺さ、日頃からお前の頭の中が読めなかったんだけど」
聴こえてくる声色まで優しいの。
RM「………多分、今のは分かった気がする」
「…………………え…？」
嬉しそうな顔するの。
RM「………要はさ。俺がホソクに嫉妬したみたいに
お前も些細な事で他人に嫉妬するくらい
………俺のことが好きなんだな？」
……………………。
「…………へ？」
RM「なんてゆーの？相思相愛？」
「…………………は？」
RM「自分の知らない俺を他の人が知ってるのが嫌だとか。
独占欲以外の何者でも無いよなぁ」
…………………………。
ボッ！！！
冷静になってやっと
自分がいかに恥ずかしい告白をしたのか気付いた。
恐らく一瞬にして赤くなったであろうこの顔。
「…………い、今のは聞かなかった事に……」
RM「無理だわ。散々振り回されて？
まさかの愛の告白？
永久にリピート出来るように完全に脳に録音した」
こんなときにその脳みそフル活用しないでほしい。
てゆかさっき"相思相愛"って……
「…………なんか違う。こんなの私達じゃない。
形勢逆転してる気がするんだけど」
RM「………お前、そーゆー自覚はあったのな…」
苦笑いするナムジュン。
その顔は私が見慣れたいつもの彼で。
「………私の方がよっぽど振り回されてる気がする」
悔しくてそう呟くと
RM「………じゃぁずっと振り回されてろ」
ニヤリと意味深な笑みを浮かべた。
「……………ナムジュンの癖に…」
RM「……………癖にって言うな、癖にって」
そして
RM「……………好きだよ」
ちょっと照れ臭そうにはにかみながら
何の飾りもなく伝えられたシンプルな言葉。
「…………私も。………多分」
テレビ局の非常階段の近くで
RM「………この期に及んでまだ多分って言うか」
「……メイビー」
RM「………それ言いたかっただけか」
「ふふふふふ(笑)」
私達らしい告白をした。
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破壊神 - ナムジュンペンなのでキュンキュンしました！このお話を読んでもっとナムジュンが好きになりました！全然関係無いんですが(関係無い話するな)私がナムジュンを好きになった理由は、何かと似てるからなんです。ナムジュンの良さ、特徴、長所、短所がひきだされた話でした (2022年1月3日 10時) (
レス) @page17 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 初めて占ツクのお話で爆笑しました笑大好きです。作者様のナムさんへの愛を感じました (2020年11月11日 16時) (レス) id: 9a7abe3436 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - とても素敵な話でした！！ (2020年9月16日 0時) (レス) id: 783e5088c8 (このIDを非表示/違反報告)
南 - エリマキトカゲのところ面白かったです♪RMのこと、この小説を読んで好きになりました！ (2019年3月7日 22時) (レス) id: c2094e147e (このIDを非表示/違反報告)
ハヌル - 素敵なお話ですね、ナムペンの私から見てとても面白かったです。ナムジュンが可愛くて見てて共感出来ました。それにコメディーな感じもして一気に読めました。よかったらまたナムジュンのお話もっと書いて下さい(土下座) (2019年2月24日 15時) (レス) id: d28d702d40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睦月
| 作成日時：2015年6月17日 2時
