アイドルなんだから秘密にしなきゃね ページ2
スタ、スタ、スタ、
パタ、パタ、パタ、
まだ授業中の今のうちに
玄関の絵を撤去しに行くことにした。
「…って言ってももう撤去されてるかもしれないけど」
JK「……まさか無断で掛けてたとは。だからあんな事態になってたんだな」
「？あんな事態？」
JK「本当に無鉄砲ってゆーか後先考えないってゆーか」
「え、え、何？あんな事態って何かあったの？」
そんなやり取りをしているうちに玄関に着く。
「…………あー…やっぱり撤去されてる」
JK「それはそうだ」
その代わり絵が掛かっていた場所に貼り紙を見つけた。
「……校長室まで来るように……」
JK「……わざわざ校長室？」
面白がってる。
絶対あの校長面白がってる。
「…………はぁ」
JK「まぁあんだけの騒ぎにしたんだ。
こっぴどく叱られて少しは懲りろ」
「…だから一体何があったの…」
……………………てゆーか騒ぎ？
そうだよ、みんな見てるよ？
公開告白パート２って事になるよね？
さすがにみんな黙って無いんじゃない？
外に漏れちゃうんじゃない？
ジョングク君がこんな女に言い寄られてます〜って？
なんなら…つ、付き合っちゃってます〜って？(←不馴れ)
うわなにこのブスふざけんなオロすぞ〜って？
ジョングク君も何でこんな女と〜って？
…………ジョングク君の経歴に傷を付けてしまう事になったら？
……………………。
「…………じょ！ジョングク君！！！！！！」
JK「(ﾋﾞｸｯ)！？な、何？ビックリした…」
「ジョングク君はアイドルです！！！」
JK「……うん？何なの一体」
「私はミジンコです！！！」
JK「頭打った？」
「お付き合いしている事はっ！内外にはっ！
シークレットでいきましょう！！！！！！」
JK「…………いや、もちろんそんな言いふらすつもりは無いけど」
「ね、念には念を！」
JK「……でも多分色々手遅れだと思う」
「何で！？まさかバレるような事しちゃったの！？」
JK「お前がな」
「………今お前って言った……」
JK「……え？」
「…私の事、あんたじゃなくてお前って…」
JK「………………」
「………嬉しいっ！！ジョングク君、大好き！！」
ガバッ
JK「ぅわっ！……あーはいはい」
「夫婦みたいっ！」
JK「飛躍しすぎだよ」
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ミントあいす - え、え？待ってください好き過ぎるんですけど！？最後の男の子はユンギさんでしょうか！？ちょっともう一周してきます！睦月様、素晴らしい作品をありがとうございました！！！ (2021年1月28日 13時) (
レス) id: cba6cd8e92 (このIDを非表示/違反報告)
めめ - とても読みやすかったです！グクペンの私にとてもピッタリでした！ (2020年5月6日 21時) (レス) id: 0ca2f629c8 (このIDを非表示/違反報告)
南(プロフ) - もう何回読んだか分からないくらい読んでいます！きっと未来は相手を好きな比率が逆転しているのではないかと想像しちゃいました♪素敵なお話ありがとうございました！！ (2019年10月3日 21時) (レス) id: c2094e147e (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - このお話をよんでとっても感動しました。ずっと粘り強くジョングクを好きでいた主人公の子を見てたら自然と泣いていました！最高のお話ありがとうございました！！！！ (2019年8月3日 20時) (レス) id: b3003ce2af (このIDを非表示/違反報告)
絢子 - ら本当に面白かったです！描写もリアルで想像しやすかったです！ずっと読んでおきたい！素敵なお話をありがとうございました！ (2018年7月6日 1時) (レス) id: 201f1c2903 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睦月
| 作成日時：2015年8月1日 17時
