ムズキュン 2

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ガタンゴトン


ふわふわした頭と一緒に電車に揺られる


あー眠いなー

隣の人誰だっけ？ソクジン先輩？
まあいいや。よっかかっちゃお。


これ後からめちゃくちゃ後悔するなー

なんて考える冷静な自分がどこかにいたが眠気には勝つことが出来ずそのまま意識が途切れた＿









＿『ふぁ！！！』



あれ？今何時？

うそ7時半じゃん！！

いや落ち着け。いつもの時間にはもう完璧間に合わないけど遅刻することはないだろう。



ってそんなことはどうでもいい。

私は昨日どうやって家に帰ったんだ？


ジミンに騙されて居酒屋に行ったらソクジン先輩がいてそれから…



『……』



背中に冷たい汗がつたるのがわかる。

え、私なんかやらかしたりしてないよね？




TH「起きろーーー！！」


『ぎゃぁぁぁぁ！！』


TH「うわっ！なんだよびっくりしたー」


『それはこっちのセリフだ。ボケ』


TH「朝ごはん食べるから姉ちゃん起こして来いって」


『わかった。すぐ行く。』




そう応えたにも関わらず私をじっと見つめてくるテヒョン。

なんか怖いんだけど。



『な、何』


TH「姉ちゃんは人格が2つあるんだな」


『は？』


TH「俺は見てはいけないものを見てしまった気がする」


『…は？』


TH「あーお腹空いた」


『え、ちょっと待ってよ！それどういう意味？』




はぁ…昨日の自分を呪いたい

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