ムズキュン 2

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『な、なんでユンギ先輩が出てくるんですか？』


SJ「だって明らかに2人共変なんだもん」


『普通ですよ』


SJ「全然普通じゃないよ」








そんなの自分が一番だわかってる


ユンギ先輩との関係が前とは少し変わってしまった


それにソクジン先輩が勘づいているのもなんとなく気づいていた


ソクジン先輩と距離を置いていたのはただ話しにくいからってだけじゃない




何かが変わってしまうのが怖かったから









『…もうこんな話しやめましょ』


SJ「Aちゃん、待って」









だけど先輩は私の気持ちなんかお構い無しだ


そりゃ…言ってないんだから当たり前なんだけど




つい少しくらい察してくれてもいいじゃないかと思ってしまう









SJ「なにか僕にバレたくないことでもあるの？」


『…そんなの先輩には関係ないじゃないですか』


SJ「……そうだね、ごめん。」


『いえ…』






SJ「もしかしたら僕達の間には何か特別な感情が芽生えてたりするのかなって思ってた」



『……え？』



SJ「僕ちょっと自惚れてたみたい(笑)。」


『そういう意味で言ったんじゃ…』


SJ「もうAちゃん家着いたし僕は帰るよ。」


『先輩、待ってください。先輩！』






SJ「じゃあね」

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