じゅうご ページ16
「それで相談って?」
そう言って黙り込む私に問いかけるなかむ
『あ…えっと…実は』
そうつまりながらも何とか今までのことを説明する
『本人が嫌がってるのにこんなこと……』
「でも好きなんでしょ?」
そう優しく答えてくれる
『ほんとに大好きなの…どうしようもないくらい…』
「だったら大丈夫」
「確かに知らない人から向けられる好意は得意じゃない人もいるかもしれないけど」
そう言って一言おく
「Aはもう知り合い何だからさ?」
にこにこと微笑むなかむにつられるように口角があがる
『なかむ…ほんっとにありがと』
「全然!!!またなんかあったら聞くよ」
そういうなかむにそういえば…と少し前の疑問が思い出される
『話変わるんだけどさ…』
『きんときって彼女とかいたりする…??』
「え!?」
予想外の質問だったのか目も丸くするなかむ
あわあわとしていて少し笑ってしまう
「えっと…それどこから…?」
『大分前なんだけど本人が好きな人いるって言ってたから』
そう答えるとうーんと唸る
『私は高校別だったから知らない子かもしれないんだけど…』
『なかむ達は一緒だったんだよね?』
『なんか知ってたりする?』
そう被せるように話すとようやく口を開く
「んー少しだけ聞いたことあるけど」
「本人は恋愛とか興味なさそうだからって」
『あーじゃあそのまま卒業かぁ』
きんときもこうやって悩んでたのかなと考えると自然と親近感が強くなる
それからしばらくなかむと話すうちに気持ちの整理は大分ついてきて帰る頃にはまた動画を見たい欲でいっぱいだった
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M(プロフ) - sic/kさん» コメントありがとうございます!!!分かります……気づいたらいっぱいになっちゃうしずっと金欠…… (11月13日 19時) (
レス) @page10 id: d621afd663 (このIDを非表示/違反報告)
sic/k - 夢主ちゃんに共感しかなくて好きです…わかるよ、推しのグッズって気づいたら増えてるよね…そしてお金がいつの間にか消えてるよね…( 遠い目 ) (11月13日 18時) (レス) @page11 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M | 作成日時：2023年11月2日 17時
