ボディーガードの家庭教師、現る。 ページ32
叶野Seed
どうも、突如絵心さんに呼び出された叶野です。
なにも
絵『大事な話がある。』ということらしい。
そこで私は今モニター室に着き、ドアを開けた途端の開口一番に
絵「今のお前は駄目だ。」
と告げられた…どういうこと、絵心さーん!
叶(もしかして、解雇…?それだけは阻止しなければ!)
叶「絵心さん。どういうーーー
と絵心さんに詩乃が聞こうとすると、
絵「今のお前じゃメンタルトレーナーとして弱いし、不十分すぎる。」
と私に対して不満を言ってくる。
叶「いやだからワタシ、ボディーガード。ワタシ、メンタルトレーナーじゃない。」
絵「シャラップ、詩乃ちゃん。
だから、詩乃ちゃんにはサッカーを知ってもらい選手にアドバイスをすることができるように、サッカーを教える奴を探してきた。」
と詩乃は元々ボディーガードなのに勝手にサッカーを教えようとしている。
叶「はい??絵心さん。私さっきも言いました。ワタシ、ボディーガード。メンタルトレーナーじゃないって。それにサッカー知識なんて本やインターネットで知ればいいじゃないですか。
ですから、人に教えてもらうのはちょっと……」
とサッカーを学ぶにしても自分一人で学ぼうと詩乃はするが…
絵「何を言っているんだ詩乃ちゃん。あんな初心者でも知っているあんなのを見て何が学べるんだ。そんな本に載ってること全員知ってる。」
と辛辣な言葉を放つ絵心。
叶「いや、初心者がサッカーを知るための本なんだから初心者でも知ってるはちょっと違くないですか……むしろ当たり前だと思うんですが…」
と呆れる詩乃。
絵「それに適任はもう見つかった。明日から来ることになっている。」
叶(何してんのこのメガネ)
とめちゃめちゃ不満だったがものの
叶「もう呼んでしまったのはしょうが無いですね。腹括ります。」
と流石の適応能力を持つ詩乃はすぐに立て直した。
絵「流石天才様だ。それで詩乃ちゃんにサッカーを教えに来るのはーーーーーー
『糸師冴だ。』」
と此処に来て最後に爆弾を落としていく絵心ーーー
しかし、こちらは世間知らずその反応はーーー
叶「凛のお兄さんですか。わかりました。」
叶(確かに兄がいるって言ってたからな…果たして兄はツンデレなのだろうか…本物のツンデレ、見たい!!!やはり少し楽しみかもしれない…)
勿論、詩乃は彼ーーー糸師冴、【日本の至宝】なんてことら知らなかったーーーー。
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まつぼっくり(プロフ) - ヤッターサクシャサンブンストスキダッター! (2023年3月10日 23時) (レス) @page1 id: af73d329dc (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんのご友人のご友人 - 更新待機 (2023年1月29日 21時) (レス) @page35 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさぎのしっぽ | 作成日時:2023年1月21日 21時