Chapter fiftyseven ページ9
「翔さん、かっこいいなぁ……」
もう…どうしよう。
どんどん好きになっていくよ……。
「あ、そういえばさ、お祭りあんじゃん。」
「へ？あるの？！」
「うん。今週の日曜」
「ええ？そうなんだ…！」
「うん。一緒に行かない？」
どうしようかな。でも翔さんとは必ず行きたいし……
あ、大野さんと相葉さんと潤くんと翔さんとこの四人でも行きたいし……
「五人で行かない？」
「五人？メンバーは？」
「大野さん、翔さん、相葉さん、僕、潤くん」
「……大野さんって誰？」
あ。潤くん知らなかったっけ！
「じゃあ、今度紹介する！いい人だよ、ね、いいでしょ？」
「んー……まぁ、いいけど」
ふふ。いろんな人に奢ってもらお〜♪
まず、りんご飴でしょ、わたあめにフライドポテト……
「あー、俺お金ないかも」
「えぇー？潤くんあるでしょ！」
「いや、今月やばい笑」
「えー……」
潤くんないのか。じゃあ翔さんに奢ってもらおうかな？
でも、翔さんに嫌われたくないな。
ふふ、じゃあ相葉さんでいいや。
「浴衣着てく？」
「んー。潤くんは？」
「俺は、浴衣っていうか…甚平着てく」
「あ、いいね！僕も着てこう｣
翔さんに可愛いって言ってもらえるかな…？
きっと翔さんはかっこいいんだろうな。
ナンパとかされたら許さないんだから。
あ、でも翔さんなで肩だから結構目立つかも笑
そんな翔さんも好きだけどね？
「和」
「ん？」
「楽しもうね」
「うん！」
今から日曜日まで待ちきれそうにないです。
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作者名：まろん | 作成日時：2018年9月3日 23時
