Chapter seventyfour ページ27
家に帰り、ベッドにぽすんとダイブする。
さっきまで一緒にいた翔さん。
抱きしめたあの温もり、そして翔さんの匂い…
優しく微笑んでくれた笑顔。
たまらなく好き。
また心拍数が上がってきた。
翔さんといるとキュンキュンしてしまう。
スマホを取って、翔さんに送るメッセージの画面に切り替えた。
「翔さん、もう帰った?」
そう送った。
そしたら、すぐに既読がついて、
「家着いたよ」
そのメッセージを見ただけで、ふふって微笑みを隠せない。
「今何してるの?」
「勉強」
べ、勉強。
帰ったらすぐに勉強しているの?
まぁそうだよね…翔さん頭いいもん。
すごいなぁ…
「ねぇ翔さん」
「ん?」
「会いたい」
「さっき会ったばっかりだろ」
「えー…(`ε´)」
「笑笑何それ」
「会いたいよ」
「だめ」
「なんで!」
「勉強でもしてろ」
「ひどい」
「笑笑笑笑」
きっと意地悪な笑みを浮かべてるんだろうな。
翔さんの顔が思い浮かぶ。
「意地悪……」
「笑 可愛い」
可愛い。そう送られてきて、きゅんっと胸が鳴った。
途端にドキドキが止まらなくなる。
「可愛くないし」
「そういうところだな」
「何が…」
「可愛いところ」
「もう!やめてよ!」
あぁもう。そんなこと言わないで。
ますます会いたくなっちゃったじゃん。
翔さんのばか。ばーか。
「ばーか」
「あ、言ったな?」
「( ˙罒˙)」
「なんだよそれ笑」
たまらない。
どうしよう。
とてつもなく今幸せだよ。
もう微笑みどころかニヤニヤに進化してるかも。
翔さん、好きだよ。
………愛してるからねっ//
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作者名:まろん | 作成日時:2018年9月3日 23時