ON A happy couple ページ34
注意⚠
このお話では、二宮さんが女性となっております。
苦手な方、または受け入れられない方は観覧しないことをおすすめします。
「ただいま」
「おかえりなさい」
俺が帰ってくると、必ず出迎えに来てくれる。
「今日もお仕事お疲れ様です。ご飯できてますよ」
にこっと綺麗な顔で微笑む。
「あぁ、ありがとう。」
俺の鞄を持ち、そそくさと消えていった。
ダイニングルームに行くと、テーブルには美味しそうなご飯が並べてあった。
「今日はあなたの大好きなさんまよ。」
「ありがとう。早速いただくよ」
二人で食卓につき、いただきますをしてさんまを一口食べる。
「…お口に、合いましたか?」
不安そうに俺の顔をのぞき込む。
そんな君が、可愛いなと思った。
「あぁ、美味いよ」
「ふふふ、それはよかったです」
安心したように微笑み、ご飯を口に入れた。
「明日は何が食べたいですか?」
「お前の好きな食べ物でいいよ」
「私の好きな食べ物ですか?……でも、仕事終わりのあなたは疲れてるでしょうから、私はあなたの好きな食べ物を作ってあげたいですよ」
「お前だってたまには好きな物くらい食べたいだろ?俺のことは気にするな」
「…そうですか。では、明日はハンバーグにしますね」
照れたように笑みを見せた。
ハンバーグが好き。
そんなお前を見ていたら、可愛くて仕方なかった。
そして夕食を食べ終わり、食器を片付けた。
食器を洗おうとしたので、
「俺がやる」
そう言ったが、
「いいえ、大丈夫ですよ。あなたはゆっくり休んでいてください」
だなんて、俺のことばかりを心配してくれていた。
「これくらい、やるよ。いつも頼んでるから、今日は俺がやる」
「…でも、あなたが……」
「大丈夫。お前は洗濯物を畳んだりでもしておいて?」
「…はい、わかりました。ありがとうございます」
いつもいつも、嫌ともひとつも言わずに家事をしこなすお前。
頼みっぱなしだとどうもあれなので、たまには手伝ってみた。
…主婦の辛さがわかった気がした。
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にのラブ - にのの 全受けが見たいです。 よろしくお願いいたします!! (2019年3月17日 0時) (レス) id: 1acbe49b89 (このIDを非表示/違反報告)
hanadai - リクエストありがとうございました!次も楽しみにしてます! (2018年11月28日 1時) (レス) id: 9cf83b8f18 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - 了解いたしました!期待にお応えできるように作ります(´∀`) (2018年11月23日 15時) (レス) id: 4629c106d3 (このIDを非表示/違反報告)
hanadai - そんな感じです!なんかじゃれる感じかな??まろんさんの小説好きなのでどんなのでも喜びます!!MNとANのリクエストにも答えてくださって嬉しかったです! (2018年11月22日 21時) (レス) id: 9cf83b8f18 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - くすぐるとは、ニノちゃんにこちょこちょ攻撃をする的な感じですかね?なんか語彙力なくてすみません!そして期待に応えれずにすみません…(;´Д`) (2018年11月22日 18時) (レス) id: 4629c106d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まろん | 作成日時:2018年8月30日 22時