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某月某日
ポカポカと暖かい日差しを浴びた、マンションの何でもない一室で、1人の女がビデオカメラを開き、そのカメラに写るように7人の男が座る。

『もーちっと左詰めて。見切れてる』

「んぁ、ごめん」

「お前がスペース取りすぎなんだわ」

「しょうがないじゃんか〜!」

和気あいあいと話しながら笑い合う8人。

「こうも人数多いと画角におさまんのも大変だね」

「嬉しい悩みだね」

「だね〜」

女はそんなキラキラとした男達の笑顔を眺め、楽しい。幸せだ。そんな感情が口元に現れる。

「なにニヤけてんの?」
男の1人が女の顔を見て、同じように口元を緩ませて伺った。

『ニヤけてないし』

「いやニヤけてたよ」

『ほらほら、撮影するよ』

「あー、アイツはぐらかした」

女は悪戯っぽく笑い、ビデオカメラの赤いボタンを押して足早に男達の元へ寄る。

「ん、」
トントン、と己の隣を指で指す一人の男。

『はいはい』
女はその男の主張に呆れたように頷き、腰を下ろす。

「よし」

小柄な男が満足気な笑顔で呟く。その一声で全員がカメラに顔を向ける。

「どうもこんにちは!フィッシャーズシルクです!」

「モトキ!」

「ンダホッ」

「マサイ!」

「ぺけたんです!」

「ダーマ」

「ザカオです」

『ミツですっ』

カメラの向こうへの挨拶。いつもの流れ。幸せな時間。
自然と全員の口が綻ぶ。

「フィッシャーズ全員集合!」

幸せで、楽しくて、

『今日はなにするの?』

キラキラ輝く日常。

「今日はですね__」

何も変わらない、唯一無二のもの。





そんな幸せを噛み締めながら歩む、魚達の物語

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るーふ(プロフ) - かなとさん» 確認不足でした。申し訳ございません (2019年4月3日 12時) (レス) id: c4544193e6 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年4月3日 12時) (レス) id: 67c87c2a0e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るーふ | 作成日時:2019年4月3日 12時

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