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焦っているのか、悲しいのか、嬉しいのか？よく分からない感情になったままチャイムを待つ。
後ろにいた人影も知らず…
？「わっ！！！！」
「うわぁぁぁあっ！！！」
やっっっば、めっちゃデカい声出た。すっごい注目浴びてる気がする。視線が痛い。
にしても、私の知り合いの中でこういう事するのは一人しかいない。
だから、誰が来たかは検討付いてた。
ジェシー「AHA！うるせー！」
「うるさくしたのはジェシーでしょ！？」
ジェシー。高校生活のいつからかは知らんが仲良くなった。
ジェシー「そうだった！！…あ、樹！おはよう！」
樹「あ、お、おはよう！」
「え？…あ、おはようございます。」
はい、生の田中樹さんですね。
確かにイケメンで、声もなんかいい感じ。優しいオーラが溢れ出てる。
…冷たい目で見られた気がした、って言うのは除いてね！
これは普通にやばいのでは？変な第一印象持たれたかもしれない。
雰囲気的に、私が叫んだあたりから教室に入ってきたのだろう。
てか、何第一印象とか気にしてんだ私。ここから先関わらなければいい話だ…！
樹「おはよう、Aちゃん！隣の席…だよね。よろしくね。」
「うん、よろしくお願いします！」
キラキラ、ってオーラが出てるみたいな挨拶をしてくる。にしても田中樹さん切り替え早いな。
さりげなーく名前知られてるし。
モテる理由、分かる…
「……なるほど、こうやって数多くの女を落としてきたのね…」
ジェシー「Hehaha！」
周りから聞こえる、女子のキャーって歓声。
あ、この子も田中樹さん好きなのかな、モテすぎるな、この男。って思った。
なんだか、面白い毎日になる未来が見えた。
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作者名：ゆー！氏 | 作成日時：2022年10月4日 20時
