トアルハルノヒ【吉沢亮】

episode9 ページ9

時間はあっというまに過ぎて、あれから2週間後。


｢いよいよだねー！｣


と俺と同じくらいワクワクしたマネージャーさんの隣を歩く。


スタジオ入り。



｢おはようございます！吉沢到着しました。｣


マネージャーさんが大きな声で言うと、スタジオにいた人全員がこちらを振り返る。



｢おはようございます！｣


｢よろしくお願いします！｣



たくさんの人に挨拶をされて、ペコペコと頭を下げる。


やっとスタジオの真ん中の方に来たくらいで、



『吉沢です。よろしくお願いします。』



と落ち着いて周りに向かって挨拶をした。




それから、カメラマンさん、照明さん、メイクさん、スタッフさん、など色んな方に軽く挨拶していると重要な、雑誌側のスタイリストさんがいないことに気がつく。



1番あいさつしたいのは、スタイリストさんなのに。




不思議に思ってカメラマンさんに問いかけてみた。



『すみません、今日雑誌側のスタイリストさんは…』



｢あぁ、ごめんね、ちょっと遅れてるみたい。｣



『そ、そうなんですね。』



｢申し訳ないよ、モデルを待たせてしまって。｣



『いいえ、気にしてませんよ。』



詳しく聞くと、どうやら渋滞に巻き込まれたらしい。



三連休の中日だもんなあ。




ぼーっとしてると、お茶が手渡される。



｢良かったらどうぞ！｣



スタッフさんからだった。



雑誌の撮影というものはスタイリストさんがいなければメイクも着替えも揃っていても始まらないものなんだな。




とか思っていた矢先に



｢すみません！！遅くなりました！！！！｣



後ろでドアが勢いよく開いたと思うと、こんな大声とともに駆け込んでくる女性が1人。



と思うと、ぱっと目が合う。




それは紛れもなく…



14のハルに出会った彼女。




『A……』




__________

めっちゃお話の途中に失礼します(^^;)

作者のねこねです。

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なんか、はじめてすぎて改行数とかもよく分からず適当なので読みにくかったりしたら言ってくださると嬉しいです。

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これからも〔トアルハルノヒ〕よろしくお願いします(＾＾)

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