こっちみて

＊ ページ38

＊


廉「紫耀が・・・優し過ぎんのがいや・・・」





紫耀「え？どゆこと？」





廉「紫耀は・・優し過ぎんの！・・・俺にも、俺以外にも・・・」





紫耀「それが・・・嫌だったの？」





廉「・・・もっと嫌なのは・・それ見て嫉妬する自分・・・。紫耀はみんなに優しいから、いつか取られそうでこわい・・・」









紫耀が離れていってしまったら・・・






想像するだけで怖い。






だから、あんまり俺以外に優しくしてほしくなかった。












紫耀「・・・・なにそれ、」








耳元で、紫耀の低い声がする。






嫌われた・・・？と不安になったら






ギュッと抱きしめる力を強くされた。











紫耀「可愛すぎるんだけど！」





廉「・・・は？」





紫耀「大丈夫だよ、廉。俺には廉しかいないから。それに、特別優しくするのも廉だけだよ」





廉「っ・・・・」








紫耀の腕に包まれながら、




あんだけ悩んでたのがバカみたいやなって思った。








紫耀はちゃんと、俺だけを見ててくれたんやって思うと



嬉しくて仕方なかった。








廉「ありがと・・・・紫耀」





紫耀「うん。戻ろっか」









紫耀に手を引かれながらレッスン室に戻ると




海人が飛びついてきた。








海人「れぇん！ごめんね」





廉「いや・・・俺もごめん。てか足は？大丈夫なん？」





海人「もうすっかり！」







元気そうな海人に安心してたら




耳元に顔を近づけてきた海人が、







海人「嫉妬してる廉、かわいかったよ♡」






なんて言うから、一発お見舞いしといた。





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終わり方びみょーすぎる。笑

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