こっちみて

＊ ページ18

＊


紫耀「お粥は？いいの？」





廉「あとで食べる。・・・ね、しょ、こっち・・・」












掴まれてた腕をぐいっと引き寄せられ










反射的に廉の顔の横に両手をついて







覆い被さるような形になる。









紫耀「廉？」





廉「・・・もっかい、一緒にねて？」





紫耀「しょうがないなぁ、笑」












廉の隣に寝転んで、優しく抱きしめる。








こんなかわいい廉が見られるのは、







俺だけの特権。








岸くんには負けないんだから。










次起きた時は元気になってますように・・・












＊＊＊

後日談


Kishi side






なんだ、これは。






渋滞に巻き込まれて、1番最後に楽屋入りしたと思えば







目の前にいるのは紫耀に膝枕された廉。











2人が付き合ってるのは知ってるけど、








楽屋で廉が甘えるのは俺で、







紫耀にこんなベッタリする廉はあまり見たことがなかった。











廉の髪をいじりながら紫耀はご機嫌だし、







海人は写真撮りまくってるし、






ジンはいわげんと電話してるし。








どーなってんだ・・・？











頭にはてなが浮かぶのと同時に、










なんか寂しい・・・・みたいな









変な感情。









無意識に廉を見つめちゃってて、










俺の視線に気付いた紫耀が






どうだと言わんばかりのドヤ顔をかましてくる。









なんか悔しんですけどー！？






_____________________________________________


リクエストありがとうございました！

あなたの為に→←＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す