こっちみて

＊ ページ2

紫耀「まぁーた余計なこと考えてるでしょ。」





廉「え・・・？」





紫耀「廉は不器用だからなぁ笑。良いんだよ、心配かけても、迷惑かけても」





廉「っ・・・・」





紫耀「逆に、しんどいのに頼ってくれない方が寂しい。きっと、海人だってそう思ってるよ。1人で不安になって、苦しもうとしないで？しんどい時は俺もいるし、海人も岸くんもジンも、玄樹だっている。廉は1人じゃないよ」






廉「・・・・・、！」















紫耀の胸に預けていた顔を上げると、











優しい笑顔を浮かべた紫耀と目があった。
















廉「・・・ありがとう、しょお・・・」





紫耀「どういたしまして」


















好きだ。








唐突にそう思った。











ネガティブな感情はいつの間にか消え去って、








紫耀への愛しさが込み上げてくる。















廉「紫耀、・・キス、して？」













紫耀を見上げたままお願いすれば、











唇に優しく紫耀の温もりが触れる。














廉「んっ・・・しょ、・・もっと、」





紫耀「ふはっ、笑。かわい・・・ベット行こ、」


















軽々と俺を持ち上げた紫耀は、








割れ物を扱うかのように優しく、ベットに下ろしてくれた。
















廉「しょ・・・」





紫耀「なんも考えられないように、俺でいっぱいにしてあげる・・・・」














そう耳元で呟かれて、全身に熱が集まるのが分かった。















満たして欲しい・・・・











紫耀以外、考えられない様に。

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