【男主】私はヴィランズではない (ページ8)

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第7話ページ8

貴方視点

ジョー｢俺とハー…？まで聞こえたんだけど、なに？｣

まずい…非常にまずい…と思った時に、ふと資料の最後の行に目がいった

全員、男性側の片想い…？

男性側の片想いなら、もしかしてこの方も…

貴方｢…エイトフット様、貴方のお悩みなんですか？｣

ジョー｢はっ、秘密がバレたかと思えば、俺の真似かァ？｣

貴方｢人間関係？それとも…恋のお悩み、ですよね｣

ジョー｢…なわけ｣

貴方｢誤魔化しはききません。貴方はハーデス様に片想いなされていますね？｣

この資料が、もし本当の場合。それは

男性側の皆様を手助けすればいい話です。なら、女性の皆様以外に秘密にする理由はございません

貴方｢ね？エイトフットのジョー様｣

ジョー｢…お前のマスターはなにもんだ。こんな分厚い資料、どこからの情報だ｣

貴方｢そんな事は今関係ありません。私はただあなた方の恋を応援したいだけなんですよ｣

ジョー｢あなた、方…？｣

貴方｢ええ、皆様が裏で女性リクルーターの今日の様子を報告し合っているのも知っています｣

ジョー｢は？！｣

貴方｢内容も確認しましたが、あなた方は女性の皆様をそんな目で見ているのですね…これを知ったら、ハーデス様はどう思うでしょう？｣

ジョー｢やめろ！…分かった、協力しろ｣

ふふ…アナ様、エルサ様。味方ゲットですよ