【男主】私はヴィランズではない (ページ28)

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第24話ページ28

貴方視点

ヴェール｢フロロー様が親バカ…？先程から何を言ってますの？｣

アースラ｢おや、まだ知らないのかい。…そろそろ痺れが切れた。ここは1つ旅でもしてもらおう｣

ニヤニヤとしていたアースラ様が、ふと真剣な顔になり地図を差し出した

アースラ｢この地図通りに進んで行きな。その内大好きなマスターにも会えるだろうね｣

ダルメシア｢クルエラ様に？！｣

アースラ｢そうさ。あぁ、そこの青い炎のお嬢さんとジョーは残りな｣

顎で2人を指すアースラ様

貴方｢おふたりを残しておいては行けません！｣

アースラ｢安心しな、後から行かせるさ。ほら、さっさと行きな！｣

一際大きな声を出したかと思えば、魔法で陸まで送られてしまったようだ

ヴェール｢…行きますの？｣

スカー｢スカー様に会いたいもん！行こうよ！ね？｣

ファージャ｢…しゃーないなあ。行くか｣

マルフィ｢ここで待っていても仕方ない。あの二人もその内戻って来るだろう｣

貴方｢そう、ですね…では！いざ！｣

私が手を大きく挙げると、ジャック様が

ジャック｢夢の旅へGO！｣

アップル｢夢の旅…私たちには似合わない言葉だな｣

ホック｢さっさと行くぞ、林檎毒｣

こんな風に軽口を叩きながら、私達は

大聖堂の鐘の前に向かうのでした