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youside
急いで階段を駆け下りて下駄箱に走っていた
ねぇ、もう少しだけ
貴方の目に映らせて
『かねごんくんっ!』
いたんだ、
そこにザアザアと振る雨を眺めている彼がいた
「ん?A?まだ居たの?」
心臓が高鳴る
これが走ったからなのか
彼のせいなのか
わからないけど、
『あの、渡したいもの、あって』
「あ、うん」
『えと、その』
下を向いてチョコレートを手渡した
沈黙が怖くて恐る恐る彼を見上げると
満面の笑みでこう言った
「ちょー嬉しいっ!ありがと!」
その笑顔が辛かったことも、悲しかったことも全部全部吹き飛ばしてくれて
好きだなって、そう思えたんだ
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てんちゃ - 面白かったです。お疲れ様でした。ありがとうございました! (2022年2月22日 7時) (レス) @page33 id: 34dbde23be (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - 作者様の小説、とても大好きでした。活動お疲れ様です。これからもお身体にお気を付けてください。 (2022年2月20日 9時) (レス) @page33 id: 6cd39fc575 (このIDを非表示/違反報告)
さーもん(プロフ) - てんちゃさん» 自分もお気に入りポイントなので嬉しいです☺これからも頑張りますね! (2022年2月9日 19時) (レス) id: 43c96782ab (このIDを非表示/違反報告)
てんちゃ - 最後が ✝ 土葬 ✝ なのが、なんかめっちゃ良い!好きっす!!(?) これからも頑張ってください! (2022年2月9日 18時) (レス) @page30 id: 34dbde23be (このIDを非表示/違反報告)
さーもん(プロフ) - かえでさん» ありがとうございます!リクエスト書かさせて頂きました…!これからも頑張ります🥲 (2022年2月9日 1時) (レス) id: 43c96782ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さーもん | 作成日時:2021年10月25日 17時