【gnki】砂糖に蜜をかけて

✲ ページ4

わけがわからないよ？？

『私が悪かったから許して……』


かれこれ数十分は格闘している

彼はキスしてくれなきゃ退かないし
私は言い訳してる

「そんなに俺にキスしたくないわけ？？」
『違っっ…』
「別にしたくないならいいよ……」

あからさまに機嫌が悪くなる彼

腹を括るしかないみたいだ
離れようとする彼の腕を掴み



頬にキスを落とした


『これで許してよ…』
「ん？ほっぺで許すわけないじゃん」

そして彼は私の手をとり
彼の唇に当て

「こっちじゃなきゃ」


にやにやしながらそう言った

『……ｯ！？』


全て彼に弄ばれてるみたいで悔しくなった私は


真っ赤になった顔で
彼の唇に短いキスを落とした


そう、触れるだけのキスをするつもりだったのだが



彼は私の腰に手を回し後頭部を抑え


深いキスをした


「はぁっ… あっま……」


色々文句を言いたかったが
頭がぐるぐるして何も言えなかった



「ね、俺以外見るの禁止ね」
「だからそんな他の男見る悪いAちゃんには」


「お仕置がいるよね」


もう既に彼しか見えなくなっているみたいだ

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