【gnki】砂糖に蜜をかけて

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youside

『ん！げんぴょんありがとう〜』
「途中ぐっち見かけてから手繋いだけどバレてないんかなあれ」
『いやまぁ大丈夫大丈夫』

浮気ドッキリ、というのが終わり家へ帰ろうとしたのだが
今日の1日罪悪感、というのが私を包み込んだ

げんぴょんとの別れ際に言われた言葉

「あ、あと何されても俺知らんからな？」

その言葉の意味もわからず家へ向かった



『ただいまぐっち〜』

返事はない
家に居ないのだろうか

リビングへ向かうと ソファで静かに座っている彼がいた

『あ、いたいた！どーしたの？ぐっち』

彼はこちらを一目見て光の無い目で私の腕を引っ張り

ソファへ押し倒した

『えっ…？』
『ぐっち…？』
「なぁ、A」
『な、なに？』

彼にこんなことをされるのは初めてで
羞恥心があるのだがそれを上回るほどの恐怖があった

「振るなら振れよ、なんで浮気なんかすんだよ…」
『あ、の、違うの』
『ドッキリ、てやつ、』

目からは涙が零れてしどろもどろになってしまった

「…は？」
『ちが、くて、メールも見せるから！ごめんなさい…』
「お前、ほんとに……」
『ほんとごめんね…』
「は？」

「許さねぇけど」

そう言い彼は荒々しく私の口を塞いだ

久しぶりの彼とのキスは酷く甘く、そして苦い味がした


ドッキリは大成功だったかも

にしても今夜は永くなりそう、なんてね

【今はまだ知らぬままで】gn→←✲

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