一目惚れ ページ4
ryusei side
お昼でみんなメシ食ってるから、廊下通る人はほとんどおらんし、望に話しかけたっぽい子も見当たらへん
え、もしかして、聞こえたらあかんかったやつ…？
なんて思ったけど
望｢あかんあかん!!ちゃんと仕事はします〜((笑｣
って望が返事したから、おばけの線は消えた
せやけど、ますます正体不明になってくる話し相手
そしたら、
｢でも、お友達待たせたらあかんよ？｣
なんて言いながら、ひょこっと望の後ろから顔を出した女の子
小さめの身長
｢こんにちは〜｣って俺らに向けた笑顔
青いカーディガンの袖からちょっとだけでた細い指
綺麗に茶色に染められた髪
ノーメイクでも整ってる顔
ちょっと高めの甘い声
全部が全部、ツボやった
周りの話し声なんか何も聞こえんくて
時間が止まったみたいに体が動かんくて
俺の目にはその子しか映ってへん
頭の中も、この子のことだけ
息するのも忘れるくらい、目の前の子に吸い込まれる感覚
こんなん初めてやった
｢紹介するな｣なんて望の一言で、ふと我に返る
望｢俺と同じクラスの“安田A”ちゃん!!
で、この歯多いのがシゲ
ちっちゃいのが神ちゃん
イケメンなのが流星｣
大｢歯多いって何やねん!!普通や!!｣
智｢ちっちゃない!!170あるわ!!｣
そんな2人のツッコミを意識の遠くの方で聞きながら、“安田A”と言う名前を頭に刻み込む
貴｢あははっ((笑 みなさん面白いですね〜!!
えーっと、シゲ先輩、神ちゃん先輩、りゅーせー先輩
安田Aです!!よろしくお願いします!!｣
ペコッっと頭を下げたAちゃん
りゅーせー先輩の言い方が可愛すぎて、照れてまう
チラッとシゲと神ちゃんを見ると、2人も顔真っ赤にして
｢よろしく〜!!｣って挨拶しとる
……何か気分悪い
シゲや神ちゃんや望に笑顔見せたり
名前呼んだりする度に、胸の奥の方がチクチクする
別に彼女やないのに、無性にイライラする
心の中はモヤモヤしとるのに、頭は妙にスッキリして冷静で
あー、一目惚れしたんやな
って、そう確信した
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真夏(プロフ) - HONOKAさん» お返事遅くなってしまいごめんなさい｡ありがとうございます!!嬉しいです(^-^) (2017年12月29日 12時) (
レス) id: 39acb8bc0e (このIDを非表示/違反報告)
HONOKA - スゴイ面白いです！更新楽しみにしています！！頑張ってください！ (2017年10月2日 23時) (レス) id: 2a6d9bef02 (このIDを非表示/違反報告)
真夏(プロフ) - 有菜さん» そう言っていただけて嬉しいです!!ありがとうございます!!凄く励みになります(^^)更新頑張ります!! (2017年3月16日 22時) (レス) id: 39acb8bc0e (このIDを非表示/違反報告)
有菜(プロフ) - 胸キュンがやばいです笑これからも更新頑張ってください！毎日楽しみにしてます。これからもドキドキするお話を待っています！このお話、大好きな作品です！ (2017年3月16日 9時) (レス) id: df1b5d06ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真夏 | 作成日時：2017年3月12日 20時
