4 一緒に! ページ7
私達はシナ先生に指定された町離れの茶屋へ向かった。
『シナさん。』
シナ「あら、もう終わったの?」
『ええ。終わりました。』
早いのかな?
シナ「町で噂になっていたらしいけど。」
『え?そんなことありませんよ』
八「これからどうすれば?」
シナ「じゃあ、好きにしていいですよ。」
『はい。』
どうしようかな?
八「じゃあどうする?」
『んー。私は簪見たいな。』
八「いいぞ。じゃあ行くか、」
『はい!』
私達は有名な簪屋に向かった。
簪屋に着いた。
「あ!弥ちゃん!」
『あれ?雷蔵!』
後に雷蔵と女装した三郎
八「どうしたんだ?」
雷蔵「あのね、ついさっき終わって、シナ先生に聞いたら、八と弥ちゃんがここに向かったと聞いて。」
三郎が喋らないな。
『あのさ、何で喋んないの?お姫様(チュッ)』
手の甲にキスをしてみた。
そう言えば、私、女装してんだった。
まぁ、誰も見てないし。
三郎「ちょっ、弥さん!////////(やばい、苦手だけど、ときめいたんだけど。)」
八「あれ?三奈ちゃん!惚れちゃったの?(ニヤニヤ)」
三郎「違いますわよ!」
顔赤いんだけど。
『顔赤いよ?大丈夫?風邪なの?』
三郎「それは置いといて、一緒にまわりたいんでしょ?雷蔵。」
雷蔵「うん。」
『私はいいけど』
八「俺も別にいいけど、」
雷蔵「じゃあ、回らせてもらうよ。」
私はまた簪を見始めた。
そしてひとつ目に止まるものがあった。
青真珠の中に金箔が散りばめられ、三日月で真珠が覆われているもの。
すごく可愛い。
八「それ、欲しいのか?」
『え?ただ綺麗だなぁって。』
八「…店主!これ、いくら?」
店主「ん?それは店で一番高くてよ。100文だ」
『ほら、高いし。いいよ。』
私ははっちゃんにそういい、雷蔵と三奈ちゃんに次行こうと声を掛けた。
はっちゃんも渋々と着いてきた。
雷蔵と三奈ちゃんは用事があるらしく、別れた
暫く歩くと
八「やべ、忘れ物した!」
そう言って、店に引き返して行った。
少し待っているといきなり声をかけられた。
振り向くと4人の男。
「よぅ。姉ちゃん。1人?」
「俺らと遊ばない?」
めんどくさいヤツら。
『私、待っている人がいますので』
「男?」
「待たせるようなやつほっといて、俺らと楽しいことしようぜ?」
(・д・)チッ諦めの悪いヤツ
『そういうことはしませんの…ッ!触らないでもらえます?』
私は腰に手をやられた。
「往生際の悪い。来い!(グイッ)」
そう言って路地裏に連れ込まれた。
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作者名:月希音 | 作成日時:2017年11月28日 22時