▽だって、私がやらなくちゃ(リドル) ページ8
.
リドルはすごく優しいから、そんな新入生にも自分が暴走したあとに謝っていた。
リドルが暴走したのだって悪いのは全部新入生。
..否、リドルに迷惑をかけたやつらすべての責任だ。
私の全てであるリドルを否定して、頭を下げさせた。
その事実がどうにも腹ただしくて、退学覚悟でそいつらを魔法で倒そうと思った。
なのに、なのにケイト先輩とトレイ先輩がとめた。
何故?何故?何故???
我が寮の寮長を貶されたのだ。
なのに、なのに何故先輩達はリドルが甘くなって嬉しそうにしているのか。
トレイ先輩は幼なじみだときいた。
ならリドルの苦しみだってわかってるはずだし、なによりこの寮、学校にはきまりがないとしまらない。
きまりがないナイトレイブンカレッジなんてただの汚らわしい動物園そのものじゃないか、なのに、何故!!!
いらいらする。
先輩や、学校や、リドルを否定した全てが。
私のだいすきなリドルを貶し、傷つけた学校が。
リドルの前では媚びを売り、リドルがいないところで不満をこぼす先輩達が。寮生が。
どうにも憎い。腹ただしい。
でもリドルは優しいからその事に何も口を出していない。
.
じゃあ、わたしがかわりにやらなくちゃ、
だってわたしはリドルの右腕だもの。
『だから、だから、まっててね、リドル』
▽何故(監督生→ユウ)→←▽だって、わたしがやらなくちゃ(リドル)
40人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
foreverlovesora(プロフ) - 面白いですーーーーーーー (2020年7月11日 5時) (レス) id: 5d277503a8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:青谷 | 作成日時:2020年6月3日 19時