寵愛 ページ10
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｢あ、えーと、俺！エースっていうんすけど！｣
あせあせ、となにか焦りながら自己紹介をしだすエース？くん。
.. エース？聞いたことある名前だなあ、なんでだろう、
｢貴方が例の" 異世界寮生 " ですか！？｣
『 .. へ？ 』
" 異世界寮生 " ？？？
どういうことだと首を傾げると、あ、えーと、と順を追って丁寧に説明してくれたエースくん。
あらかた説明をきいてみたところ、昨日の騒ぎから、この世界の人間じゃないこと、そして女であることが学園に知れ渡ってしまったみたいで、変な通り名がついたみたいだ。
なーんか恥ずかしい、けど、ツイステの世界に入ったならでは、みたいな感じでちょっと好きかも、なんて能天気に考えていると、" Aさんはオクタヴィネルの寮生になっちゃったんすか！？ " と手を握ってきた。
『うーん、鏡に選ばれちゃったからね、そりゃあ、うん』
苦笑いを浮かべ、そう答えると不思議そうに顔を顰めたエースくん。
｢え、Aさんって..｣
エースくんがそう言いかけた、その時だった。
｢おやおや？なにしてるんですか、Aさん｣
聞いたことのある声、そう、ジェイドが私の後ろにたっていたのだ。
『あ、ジェイドさん！』
ぱ、と振り返ると、その表情は笑みを浮かべていなく、ただただエースくんをじ、と見つめていた。
そのジェイドさんの目に光がなく、なにかの恐怖で私の動きを止めるには十分だった。
怒ってるのかな、と不安になってしまい、" ジェイドさん..? " と声をかけると、はっとしたように体をビクつかせば、何でしょう？ Aさん、といつものお得意の笑みでそう返してきたジェイドさんに私は安心して、ほ、と胸をなで下ろした。
｢廊下からなにやら話し声がきこえまして、誰か侵入してきたのかと思いました。｣
.. " ひとり、鼠がはいっているようですが " 。
にこり、と笑みを崩さずにジェイドさんはいう。
.. ジェイドさんって、こんなこと言う人だっけ。
怖くなってしまって、その怖さを隠すように服をぎゅぅぅとにぎる。
.. なんで、なんでだろう、こわい
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優雅(プロフ) - 次の章は。ポム中心がいいです。 (2021年3月22日 3時) (
レス) id: e58b6951ff (このIDを非表示/違反報告)
ユーヤ - うーん…誰が喋っているのかわからないです、名前「」にしてくれたら嬉しいです (2021年2月21日 11時) (レス) id: b933cddf37 (このIDを非表示/違反報告)
小心 - 面白いです 更新待ってます (2021年1月29日 19時) (レス) id: be9c31a95d (このIDを非表示/違反報告)
青谷(プロフ) - 誤字酷めですねGUNをいたってなんでしょうか私にも分からないです (2020年11月11日 20時) (レス) id: 5ce8256f2f (このIDを非表示/違反報告)
ｼｬﾝﾌﾟｰ？ - 見ていて楽しい…好きです！ (2020年9月12日 19時) (レス) id: 9536630108 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青谷 | 作成日時：2020年6月3日 15時
