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" 狩れないのかい？♢ " と意地悪そうに聞く男は、きっと狩れないことをしっていて聞いているんだろう。
嫌な男だ。
肯定するのも癪なので、" 別に " と素っ気なく返すと、" つれないなァ♡ " とニヤニヤとこちらを見てくる。
.. なんだか随分とさっきと対応が違くないか？
うむむ、と唸る私を見て、また男は笑っていた。
｢ああそうだ、君の名前はなんて言うんだい？♡｣
思い出した！と手を叩く男に、名前を尋ねられてしまう。
答えていいのかわかんないけど、答えない限りずっと聞いてきそうだし、とファミリーネームは伏せて答えておいた。
すると、" A、ね♧ "とまたもや意味深そうに笑っていて、なんだか少し気味が悪かった。
『貴方の名前は？』
そう尋ねると、男は さも驚いたかのような顔をして、 " 僕の名前を知らないのかい？♢" と聞いてくる。
.. 有名人なのはわかっていたけど、名前なんて興味が無い限り覚えられないし。
そもそもわたしは、キルアやクラピカのことで頭がいっぱいだったわけだし、とにかく覚えているわけが無いのだ。 1度命を狙われたが。
男はふうん、といいながら、 " ヒソカだよ♡ " と名前を教えてくれた。
.. ヒソカ。
なんだっけ、だれかから聞いたことある気がする。
ヒソカ、ヒソカ、ヒソカ。
.. あ、そうだ
『蜘蛛の新しい4番？』
じ、と彼を見る。
すると彼はぽかんとしていて、先程の様子からこんな顔になるだなんて想像もしていなかった私は、あまりにもひどいその間抜け面に少し笑いを漏らしてしまった。
｢.. ぁあ、そういうこと♤
君がクロロの言ってた新番か。
うーん、なるほどねえ、こまったな♢｣
首に手を当て、どこか悩んだ素振りを見せるヒソカ。
.. なんでそんなに悩んでいるんだろう？と私が驚いていると、自己完結したのだろう、ぱっと私の方を向いては 、 " クロロから話は聞いていたよ、よろしく♡ " と握手を求めてきた。
" こちらこそ " と握手に応じると、とてつもない力で手を握られる。
『いった！！！』
｢ふふふ、挨拶がわりだよ♡｣
『もう挨拶したじゃんか！』
その力は怒った兄様よりは弱いものの、明らかに私よりは強い。
じんじんとする手を撫でながら、心の中でヒソカに対し " コノヤロウ " と呪っておいた。
＊
( .. こまったなあ♢
イルミの大切ないい果実なだけだと思ってたのに、クロロまで絡んでるなんて♡ )
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青谷(プロフ) - みなさん» わああ嬉しいです！！！そうなんです私がヤンデレすきなのでむりやりねじ込んでます(T_T)(T_T)コメントいただけるの本当に励みになりますありがたいです、、！更新頑張りますね！ (2020年12月20日 21時) (
レス) id: 5ce8256f2f (このIDを非表示/違反報告)
みな - うわぁ！！おもしろいです！！皆ちょっとヤンデレみたいですけど、、、、、。そんな所もおもしろいです！！更新楽しみにしてます！！ (2020年12月20日 8時) (レス) id: f5cf3e679c (このIDを非表示/違反報告)
青谷(プロフ) - カナさん» コメントありがとうございます！お褒めの言葉までいただいてしまって嬉しい限りです..!更新頑張ります！ (2020年9月15日 22時) (レス) id: 5ce8256f2f (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！更新されるの楽しみにしてます♪頑張ってください(p`･ω･´q) (2020年9月15日 22時) (レス) id: 653b7cacce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青谷 | 作成日時：2019年1月22日 22時
