▽ ページ32
.
『クラピカ？』
横をむくと下を向いていたクラピカに異変を感じ、声をかけると、はっとして " なんだ？ " と返すクラピカ。
様子が変に感じて、どうかしたのかと聞くと、クラピカは手を顎に添えて首をかしげながら淡々と述べた。
｢否、ただ考え事をしていたんだ。
十中八九、この試験官は本物であり、あれが偽物だろう。｣
そう答えるクラピカに、レオリオは " ああ？！ " と声を上げ、盛大に驚いていた。
｢偽物？！どーなってるんだよ！｣
レオリオは気づいてなかったのか、と驚くのも束の間。
本物なのか偽物なのか騒動が勢いを増していった、その時。
｢クックック、これでこっちが本物だね♡｣
音を置き去りにして、なげられたトランプ。
トランプは私たちの目の前を凄まじい速さで横切り、2人へと向かっていった。
.. 先程まで私たちを誘導していた試験官は、そのトランプを受止め、先程騒ぎ出した者はそのトランプをモロに受けていた。
『 .. あー、そういうことか』
きっと彼の言いたいことは、
" 試験生である自分の攻撃を受け止められないものが試験官なはずはない。
もし仮にどちらも受け止められなかったのなら、今回の試験は受けるに値しない " と考えたのだろう。
髪は赤く、服装はピエロのようだ。
.. どこかでみたことがある気がするのは気の所為なのだろうか？
うーんと頭を悩ませる私を他所に、気づけば周りは徐々に歩みを進めていく。
もう試験が再開したのか、とはっとしていると、
クラピカに周りを見ろ！と少しばかり怒りながら手を引かれたので、ごめんと素直に謝っておいた。
**
( 銀髪で蒼眼だなんて、そんなわかりやすい容姿の女のコは変装くらいしているだろうと思ったけど、まさか変装もしないでこの試験に参加してるだなんて思わなかったな♤
どうしたもんかな、クロロからはゾルディックから守れば戦ってやる、だなんて言われちゃったし、イルミはもう試験会場にいるし♧
ンー、この場合どうしたら1番おもしろくなるのかな？
2人があんなに熱中しちゃう女のコなんだから、少しくらい味見してもいいよね？♡ )
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 156人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青谷(プロフ) - みなさん» わああ嬉しいです！！！そうなんです私がヤンデレすきなのでむりやりねじ込んでます(T_T)(T_T)コメントいただけるの本当に励みになりますありがたいです、、！更新頑張りますね！ (2020年12月20日 21時) (
レス) id: 5ce8256f2f (このIDを非表示/違反報告)
みな - うわぁ！！おもしろいです！！皆ちょっとヤンデレみたいですけど、、、、、。そんな所もおもしろいです！！更新楽しみにしてます！！ (2020年12月20日 8時) (レス) id: f5cf3e679c (このIDを非表示/違反報告)
青谷(プロフ) - カナさん» コメントありがとうございます！お褒めの言葉までいただいてしまって嬉しい限りです..!更新頑張ります！ (2020年9月15日 22時) (レス) id: 5ce8256f2f (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！更新されるの楽しみにしてます♪頑張ってください(p`･ω･´q) (2020年9月15日 22時) (レス) id: 653b7cacce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：青谷 | 作成日時：2019年1月22日 22時
