両者ジャパニーズ！ ページ23
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「！ありがとうございます！！」
私がそう言うや否や、ぺこぺこと何度も頭を下げてくる男の子は、やっぱり日本人って感じがした。ほら、あの、とりあえず謝っとくよみたいなアレ。うん、アレです。
『ううん、私も同じだし！
ってそんなことよりも、貴方、日本からきたの！？
日本！？メイドインジャパン！？！！！？！』
やっと自分と同じ人が現れて、まだここにきて1週間も経っていないというのについ興奮気味に話してしまう。
すると男の子はそれにビックリしながらも、「え、貴方日本から来たんですか！？異世界からって聞いてたので、てっきり他の世界からかと！！」と嬉しそうに、安心したように笑っていた。
やっぱり、不安だよね、私も不安だったし。
『貴方も急にここに来たの？』
「っはい、気づいたら暗いところにいて。」
『！！私も！』
日本人に会えてこんなに感動したのははじめてだと思う。
自分だけじゃないんだ、っという安心感についつい涙が出そうになる。
「っこほん！ええ、では私は少し調べ物がありますので失礼。」
いつのまにか空気になっていた学園長は、そう言って ドアを閉めながら、" 異世界から来る人が2人もだなんて..ああ.." と頭を抑えていたことなんて私は知らない。うん。
『えーっと、お名前は？』
「あ、ユウです。」
『ユウくん！』
よろしくね、と握手すると、はい、とはにかみながらも笑ってくれたユウくん。
.. 待ってこの子すごい顔が好み。
ついその顔に見入ってしまってガン見していると、
照れくさそうにしながら、
「 僕はなんて呼べばいいですか？」
と聞いてきた。
もうなんとでも呼んでくれー！と叫びそうだったけど、さすがに初対面で面食いを爆発させるような馬鹿ではない。リドル？なんのことだろう。あはは。
『Aってよんでほしい！』
あたかも普通の人ですヨ！というオーラを出しながら答えると、嬉しそうに Aさん！と私の名前を呼んでいて、ついつい " かわいいな！？ " と声を漏らしてしまった。
案の定ユウくんはすごく驚いていたけど、しょうがないと思う。うん。不可抗力！！！、！！
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青谷(プロフ) - 倉木 勝さん» うれしすぎます ..！！！ありがとうございます ！！そう言っていただけることが本当に嬉しいです、頑張ります .. ！！ (2020年5月19日 20時) (
レス) id: 5ce8256f2f (このIDを非表示/違反報告)
倉木 勝(プロフ) - とっても面白かったです！！これからの展開が楽しみです！！更新頑張ってください！！！！応援しています！！ (2020年5月19日 16時) (レス) id: 5a008c300c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青谷 | 作成日時：2020年5月18日 2時
