コピー機と言われた少年

41話 ページ43

中島side



ガチャ



薮「おそかったな、てか山田達は？」





中「しんない、」



そう言って防音室にはいりドラムの前に座る



スティクを持つ



自分の自由に叩く



『裕翔、戦術も考えて』


『ブロックだけじゃ通じないよ』



得意なことやって何が悪い…






そうだ、俺はドラムを頑張ってる




それだけは負けない






…それけだは…








『得意なこと以外から逃げてるだけ』




ドラムを手たくのをやめてスティクを置いた





そんなの、分かってんだよっ



中「うぅ、、うっ、、、」




薮「ゆうと……」




ほんとは分かってた



ずっーーと。




小さい頃からみんなより飲み込みが早くてドラムの大会ではいつも1位。


だから、ドラムにはだれにもまけないじしんがあった



でも、中学生になりドラムしてる奴がチラホラ居て、その中でも俺は上手さで言うと下の方だった








…負けたくねぇ…





そう思ってドラムを本気でやり始めた



頭が悪くたって俺にはドラムがある




🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶




中「どうだ」


只今の点数80点



男「すげー！裕翔！ランキング乗ったよ！」





中「つ………どんだけ頑張ったって上には上のやつがいて頑張ってるのが嫌になった



技術だって、パワーだって飛び抜けたものじゃない



足りないものはいっぱいあるてっ分かってた




なのに、、






逃げてたんだよっずっと！！





やんなきゃ行けないことをドラムとか趣味で誤魔化してっ！！！






なさけない、



人より少しドラムが上手い、身長が高いだけで



それ以外なんもないっ！、！」





薮「そりゃ、上のやつはもっと居るさ、たくさん頑張って頑張ってやっとここまで来た。
じゃあもとっ上を目指そう！じゃないんだよ。頑張って頑張ってここまで来た！！じゃあここからどうしよう。って考えるのが正解なんじゃない？同じことをずっと続けても上に行きたいんだったら努力は必要だ。だから、ちゃんとここまで来たなら考えろ。これからどうしていくかが大切なんだよ」



中「やぶ、」



タッタッタッ




「ゆうとっ！」

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