コピー機と言われた少年

38話 ページ40

本番当日俺達は1曲歌い無事に成功に収めた




その後事件は起きた




山「いのちゃんもっと本気でやって。
気が抜けすぎ。いのちゃんにはステージに立つ前とか声掛けてもらって助けてもらったことは何度もある。でも、いのちゃんが本気でやんないとダメなんだよ」




伊「そりゃ、お前からは俺ァ手抜いてるように見えたってことかよ。」



俺はいのちゃんが怒るかとも思った




でも、いのちゃんは怒らす



伊「そーかい」




そう言って部屋を出ていった




薮「いのちゃん追っかけてくんない？エイト」




「分かった」




俺は急いでいのちゃんのあとを追いかける




でも、部屋を出たらそこにいのちゃんの姿はなくトイレの前を通り過ぎようとしたその時いのちゃんの声が聞こえ俺は耳をたてた




伊「…っ、…＿＿＿ダッセーな」



その時思った、、、、、、




今壁にぶち当たっていたのは俺じゃなくていのちゃんだったことに



1人じゃなかった、たくさん壁にぶち当たっている人はこんなにもいたのに




俺は自分のことだけを優先した







卑怯者じゃないか、





その時



伊「あら、エイトいたの？」




「う、うん。みんな心配してたからいこ！
てか髪濡れてない？」




伊「水も滴るなんとかっていうべ」


そう言いながら控え室に戻るいのちゃんはソファーに座り俺はそんないのちゃんを見ていた

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