13話 ページ15
ダンっ
「ハァハァゼェゼェ」
姉「凄いじゃん!エイト!」
「な、なんとか、」
姉「どうよ父さん!文句ないでしょ!完璧にお手本通り!エイトも出来んるんだよ!」
父「ニヤッ今日は上がれ」
その時不敵な笑みを浮かべた父はスタジオから出ていった
姉「ちょっと、そんだけ!?
うわっ!エイトのびてる!!」
なんで急にあんなことが出来たか分からない。
でも、
姉ちゃんの動きが真似出来たら父さんも怒らなし姉ちゃんも喜んでくれる
はやくレッスンが終わればみんな早く帰れて母さんも喜ぶ
頑張ろう
俺がもっと頑張って
あの頃みたいに家族みんな仲良く……
『しゃちょ!エイトくんどうしたんですか?今まで伸び悩んでる様子だったのがこの2ヶ月ほどとても意欲的で…見本を見せるとそのまま再現してしまうんです。覚えの速さなら姉ふたりに並ぶもしくは…
覚えるだけでなく反復練習も夜遅くまで取り憑かれたようにやってます。
遅咲きですが天才ですよあの子は!!』
プチ プープープー
父「そんなわけがあるはずない」
ググググシャ
「えーと…今日レッスンでやったのをやればいいの?」
父「あぁ、見せてくれ」
「うん!」
父さんの個人レッスンなんて久しぶり!
上手くいったらほめてくれるかな、
…
...♪*゚...♪*゚...♪*゚
タン タタン タタンタンッ
父「……なるほど、覚えは良くなった。」
「姉ちゃんも褒めてくれたよ!!そっくりだって!」
父「…そうか。土曜から母さんの実家のある富山に行く。お前も準備しろ」
「土曜…あ!もしかして結婚記念日だから旅行かな?よかった、俺心配してたんだ、父さんと母さん最近なんか……」
父「行くのは母さんとお前だけだ。離婚することになった。すこしはマシになるかと思ったが…やはりお前も向こうだ。」
「ま、まってよ、
それじゃあまるで…俺と母さんを…捨てる見たいじゃん…」
父「そうだ。」
「…俺は…姉さんみたいに踊れたら…父さんと母さんが昔みたいになれるかもって…そうなって欲しくて…そのために踊ってきた!!なのにどうして…なんでこんなことになっちゃうの!?考え直してよ父さん…」
父「俺が欲しいのは表現者だ、
コピー機は必要ない」
そっからはあまり覚えていない
母「…トエイト。ついたよ。」
「あつい、」
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はぁ? - 39の次、41になってますよ?「40」が抜けてます。 (2019年1月21日 7時) (レス) id: dc1593ce82 (このIDを非表示/違反報告)
はぁ? - 36話の次、39話になってますよ?最新話は41じゃなく、39話だと思います。 (2019年1月18日 12時) (レス) id: dc1593ce82 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 21話の次は22話じゃないんですか?一気に24話になりましたね。 (2019年1月10日 7時) (レス) id: dc1593ce82 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - エピローグは物語の終わりの意味ですよ。プロローグですよ?物語の始めは。 (2019年1月4日 11時) (レス) id: aecc4d0263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し64299号 | 作成日時:2018年12月28日 3時