『ひゃくよん。』 ページ10
エースは自分の手を引こうとするダダンの手下を振り解き、ブルージャムへ向き直る。
おいおい、逃げようぜ？多分そいつ死んでも生き返って追ってくるだろ。
殴る蹴るは好きだが、時間制限あるのはあんまし好きじゃねぇんだよ。
エー「おれは逃げない！！」
せっかく助けに来たダダン達は焦りながらエースを止めに入った。
ドグ「何言ってんだエースおミー！そいつはやミとけ！ブルージャムのヤバさはハッタリじゃニーぞ！子供が粋がっていいレベルじゃニーんだよ！」
ニヤリといやらしく笑うブルージャムにゾワっと悪寒が走る。エースの決心を聞いたルフィも、なんとか自分も参戦しようと暴れだし始めた。
ルフ「お…おれも」
「ダメだルフィ！」
ダダ「お前らルフィ連れて先に行ってな。エースはあたしが…責任持って連れて帰る！！行け！！」
『…ちょっと待ってろ…。うらぁっ！！』
山の方角を確認し、その方向に向かってパンチを放った。まぁ、結果だけ言うなら風圧で数十メートル先まで火が消えた。
ブル「あのガキ何者だ…？」
ダダ「さてね。どこのガキだろうと仮親は仮親だ。」
ダダンの男気に惚れた。すげえかっこいいこと言ってんじゃねぇか。さすがじいちゃんが子ども預ける程の山賊。
配下の者たちはダダンの無事を案じながらも、ルフィを抱え一斉に逃げて行った。
ダダ「さっさとAも逃げな。」
『はいはい“お頭”』
先ほど開いた通路が緩やかに火に包まれる。
『帰るまでが遠足だぜ？』
それだけ言って俺は変身し飛び上がった。
ブル「女に子供…少し腕に覚えがあるくらいで過信すると血を見るぞ。戦場で生き残るのは…「強者」と「臆病者」だ。「勇者」は死ぬと相場は決まってる…！」
そんな言葉を背中で聞きつつ俺はその場を離れた。
火に囲まれて取り残されている人たちがいたんで、ドラゴンの船まで一直線に通れるよう爆風を飛ばしておいた。
危険なのは知ってるが死ぬよりはマシだろう。物陰で変身を解いてから住人達を誘導した。
上から改めて確認した後ドラゴンの船に降り立った。
『生きてる奴らは連れてきたぜ。あとはもう…。』
ドラ「分かった。」
「ちょっとヴァナタ誰よ。ドラゴン、どこから本物連れてきたの？」
『ドラゴン、俺本物だってさ。』
ドラ「その姿は本物だろう。」
『それもそうか。』
紫色のオカマと無表情の大きいヤツが意味不明そうな顔をしている。
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インドア女子(プロフ) - ありがとうございますぅぅぅ！！！色々ありましてしばらく更新をお休みしていました！！お正月までには4まで仕上げて投稿する予定です！！頑張ります！ (2020年12月6日 17時) (
レス) id: 5407537a6f (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年11月23日 1時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：インドア女子 | 作成日時：2020年2月2日 12時
