『ごじゅうよん。』 ページ9
のほほんとした話をじいちゃん達としながら朝飯を食べ終えた俺は、じいちゃんに担ぎ上げられて訓練場に連れていかれた。
ガー「ほれ！Aのために暇そうな海兵を集めたぞ！100人抜きできるまで帰さんからな！」
『体を動かしたいと思ってたけどさぁ、こうなるとは考えてなかったわ…。』
ガー「ぶわっはっはっ！軽い運動じゃろ！」
『100人抜きは運動じゃねぇから！？』
じいちゃんが俺を俵担ぎしたままで連れてきたもんだから、朝飯が半分くらい出そうで気持ち悪い。
俺、しばらく動かずに地面と仲良くしてたい。あの揺れは恐怖。
『いやー。いい天気だな。』
地面がかなり暑いだけで、あとは文句なしのいい天気だ。
『…なぁじいちゃん。俺さ、本当に帰っちゃダメなのか？』
ガー「ダメじゃ！！」
本当帰りてぇ。腹くくるしかねぇか。
『…さて、始めるか。気絶したら終わりってことでいいんだよな？』
ガー「そうじゃな。頑張れよA！わしはここで見とるからな！」
じいちゃんって本当に自由人だな。近くの椅子に座って煎餅食べ始めやがった。
『ふぅ。じゃあ、お願いします。』
四角く区切られた場所の中で戦う感じか。武器はありっぽいな。じいちゃんに俵担ぎされてなかったら俺も木刀持ってこれたのに。
…まぁ、武器があろうとなかろうと俺に関係ないんだが。
ドンッッ！！！
全力で威圧してやったわ。ドフラミンゴからこれの方法はそれとなく聞いていたんで、なんとなくでやってみた。
『…あれ？』
じいちゃん以外全員倒れてしまった。目の前の1人だけのつもりだったんだが。
ガー「覇王色の覇気か？」
あ、これの名前、覇王色の覇気っていうんだな。初めて知ったわ。
セン「今の覇王色はAがやったのか！？」
『うわっ！？センちゃん！？え、そうだが…。なんか悪かったのか…？』
セン「そうか…。今の覇気で本部にいる海兵のおよそ6割が気絶したらしい。敵襲かと思ってきてみればAがいたのでな…。」
…もっとコントロール出来るようにならないとダメっぽいな。
セン「どこでその方法を知ったんだ？」
『ドフラミンゴがやってるのを見て、どうやってやるのか興味本意で聞いたら教えてくれた。ちなみに自覚ありで成功したのは初めて。』
ガー「ぶわっはっはっ！王の資質があるのう！」
『王の資質？』
セン「…詳しく説明する必要がありそうだな。とりあえず私の部屋で話そう。ガープは海兵たちが目を覚すまでここにいろ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 170人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
インドア女子(プロフ) - コメントありがとうございますー！これからも頑張っていきますので、ぜひともお楽しみください！m(_ _)m (2019年8月14日 20時) (
レス) id: 5407537a6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - うにゃー！めっさええとこで終わってしもうた！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年8月13日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：インドア女子 | 作成日時：2019年5月4日 13時
