『ごじゅうに。』 ページ7
クロコ「最近はそこらじゅうでシロオニが強いって噂になってるからな。おれも会ったら喧嘩をふっかけてやろうと思ってたんだが…。」
そこでクロコダイルは言葉を切って、俺を見下ろしてきた。
『なんだよ。そこで言葉を切られたら続きが気になるだろうが。』
クロコ「お前に喧嘩をふっかけるのはここ以外の場所で会った時にしてやるよ。…お前の保護者が見張ってるようだからな。」
『…ホゴシャ？』
俺のつぶやきを聞いたはずなのに、クロコダイルはそのまま悠々と廊下を歩いて行ってしまった。
クザ「あーららら。バレてたか。」
『クザン！』
サカ「クザンの気配の消し方が良くないけぇバレたんじゃろうが。」
クザ「そっちだって怒りは隠しきれてなかったでしょーが。」
ボル「Aが見てる前で喧嘩は良くないと思うよぉ〜。」
『あー。なるほど。』
お前らがいたおかげで、俺はクロコダイルに喧嘩をふっかけられなかったわけか。
『ふー。良かった良かった。』
あんな怖いやつに狙われたら、即死だもんな。
『…それにしても、3人はいつから俺の後ろに居たんだ？本当に見張ってたのか？』
クザ「いやさっき通りかかっただけで、見張ってた訳じゃねぇんだ。」
サカ「角を曲がろうとしたらおんしらの話し声が聞こえたんじゃ。」
『…どこらへんから聞いてたんだ？』
ボル「お前が礼儀を払われるような人間になれよ。ってあたりからだねぇ〜。」
『……。』
1番恥ずかしいところが聞かれてんじゃねぇかよ。
『俺、部屋戻るわ…。』
とりあえず、もう寝てしまいたい。よし、寝て全てを忘れてしまおう。
3人を放置して俺はそのまま部屋に戻り、そのまま布団に潜り込んだ。
次の日の朝、寝すぎてあまり眠れなかった俺が目を覚まして準備を終えた頃、じいちゃんは騒がしくやってきた。
バァン！！！
ガー「起きろー！朝じゃぞー！」
『うん、じいちゃんはもっと静かに来るべきだと思うぞ。』
ガー「ぶわっはっはっ！起きてたんじゃから問題ないじゃろ！」
『そういう問題じゃねぇよ。で？何の用だ？』
ガー「A！一緒に朝飯でも食わんか！？」
『え？じいちゃんと2人で？』
嫌なわけじゃねぇけど、じいちゃんといると目立つからなぁ。
ガー「さっき廊下でつるちゃんと会ってのう。食堂で一緒に朝飯を食うことになっとるんじゃ！」
『おつるさんがいるなら行かない手はねぇな！！』
そのあと高速で準備をしてじいちゃんと食堂に行った。
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インドア女子(プロフ) - コメントありがとうございますー！これからも頑張っていきますので、ぜひともお楽しみください！m(_ _)m (2019年8月14日 20時) (
レス) id: 5407537a6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - うにゃー！めっさええとこで終わってしもうた！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年8月13日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：インドア女子 | 作成日時：2019年5月4日 13時
