『ななじゅうはち。』 ページ33
ルフ「うっ！！げーっ！！ツバ！！！汚ね〜！！おい！！誰だお前！！」
後ろでルフィが大きな声を出したんで振り返ってみると、黒髪の少年がぐったりした牛の上にどっかりと座っていた。
ガー「おおエース。」
ダダ「うおっ！！帰って来てたのかエース！！！」
『へー、あれがエース。』
何というか、狼みたいだな。食いつかれそうだし、あんまり近付かねぇようにしよ。
ガー「あいつがエースじゃ。年はお前より3つ上。今日からこいつらと一緒に暮らすんじゃ仲良うせい！Aもじゃからな！！Aは出来る限り問題を起こすんじゃないぞ！」
『えええ…。』
ダダ「決定ですか！！！」
ガー「……何じゃい。」
ダダ「お預かりします！！！」
なんだ。面白そうな人ばっかりじゃねぇか。
ガー「…それじゃあまた今度、Aもルフィもエースも元気でな！！」
『おう！またなー！』
ルフィが俺の陰でじいちゃんの背中に向かって舌を突き出していて、通常運転のルフィに安心した。
ダダ「…とりあえず3人ともウチに入りな！」
ダダンは俺たちを家に入るように言って、部下の人に牛の解体を指示していた。
どうやら人望があるみたいだし、いい人のようだ。
ルフ「おれ、山賊大っっ嫌いなんだ！！」
ダダ「黙れクソガキ！！あたしらだって、おめェみたいなの預けられて迷惑してんだ！！ここに居たくなきゃ好都合！！出てってその辺で野垂れ死んじまえ！！」
マグ「まーまーお頭。」
解体した牛を焼いてすぐに食べるらしかったので、俺は率先して皿を出したりコップを出したりしてやった。
隣で諌めている山賊は、マグラというらしい。
ルフ「メシ食い足りねぇおれもあの肉食いてぇ！」
ダダ「あの肉もこの肉もエースが獲って来た野牛の肉だ！！あたしらにも分け前を渡すことで食卓に並ぶんだ！！山賊界は不況なのさ！！明日からおめぇら、死ぬ気で働いてもらうぞ！！掃除・洗濯・クツ磨きに武器磨き！窃盗・略奪・サギ・人殺し！！」
おぅ…最後の４つヘビーだな…。まさかこの少年もそんなことしてんのか？めちゃくちゃ目つき悪いのはそのせいなのか？
てかそれさ、メシ取ってきてもらってるんだから養ってもらってるっていうんじゃねぇのか？
ガー「いいな…！ここでさせられた事は絶対にガープの奴にチクるんじゃねぇ！！」
あっじいちゃんに言っちゃダメなのか。まーやらねぇけどさ。
センちゃんに怒られる自信あるし、ダダンよりセンちゃんの方が怖いからな。
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インドア女子(プロフ) - コメントありがとうございますー！これからも頑張っていきますので、ぜひともお楽しみください！m(_ _)m (2019年8月14日 20時) (
レス) id: 5407537a6f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - うにゃー！めっさええとこで終わってしもうた！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年8月13日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：インドア女子 | 作成日時：2019年5月4日 13時
