『にじゅうご。』 ページ29
内容を要約しつつ話し、終わった後さっさと部屋に戻って寝ることにした。
ベビー5「ねえねえ、昨日と今日、何してたの？」
…キラキラした目で見られると断れないよな。当然可愛いから許す。
もちろん、その後すぐに睡魔に襲われた。
その次の日の夜、ベビー5が規則正しい寝息を立て始めて10分後、俺は黒モフのところに行った。
コンコン。
『俺だ。Aだ。』
扉の鍵が開く音が聞こえたんで、俺はそっと部屋の中に入った。もちろん、鍵もかけておいた。
コラ「“サイレント”。どうしたんだ？A。」
『コラさんがいつも電伝虫で話してる相手と話したくてよ。』
コラ「お、おれのこと、今コラさんって…！」
『はぁ？当然だろ。いつまでもお前とか黒モフだと他人っぽいじゃねぇか。』
コラ「ドフィに勝った…！」
『？何のことだよ、それ。』
コラ「いやっ！なんでもない！…それで、センゴクさんと話がしたいのか。…理由を聞かせてもらいたいんだが。」
『理由？そんなの決まってるだろ。海軍に文句言う為だ。』
コラ「はぁ？そんなくだらな『あぁ？』な、なんでもない…。」
なぜだかビビってる黒モフ、もといコラさんはとにかく、海軍の偉い奴と繋がっとくのも悪くないと思うしな。
コラ「まぁ、そろそろかけようと思ってたから別にいいが。」
プルプルプルプル。
〈お・か・き〜！〉
コラ「あられ…！…おれです。」
〈おお。ロシナンテか。今日は何の用だ？また動きがあったのか。〉
コラ「違います。この前話した娘が話したいと言ってきてですね…。」
〈分かった。代わってくれ。〉
『おれはAだ。よろしくなセンちゃん。コラさんとあんたのことをバラすつもりはないから安心しろ。』
コラ「おい！海軍大将だぞ！？敬語を使え！敬語知ってるだろ！！」
後ろでコラさんが小声で注意してくるが、まあそんなのは無視しておく。
〈…本当に7歳なんだろうな？〉
『当然だろ。昨日なんか電話がこなかったか？アルビノの変わったやつがきたとか。』
〈…きたな。〉
『それが俺だ。…それでだなセンちゃん。』
〈…何だ。〉
『…まじであの2人何なんだよ！？』
〈何となく分かった気がするが、一応聞いておこうか。…誰のことだ？〉
センちゃんは大きなため息をつきながらそう聞いてきた。それを聞いて俺は仲間だと確信した。センちゃんも苦労してるんだな。しかし、俺だってまだ引くことはできない。
『クザンとガープだよ！自由すぎるだろあれ！』
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作者名：インドア女子 | 作成日時：2019年3月29日 22時
