ワンピの世界に転生した女子のよくある話 PART１ (ページ28)

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『にじゅうよん。』ページ28

『たっだいまー！』

ベビー5「おかえりー！今朝はどこに行ってたの？」

グラ「朝帰りか。」

ドフ「フッフッフッ！！感心しねぇなァ。」

ピンモフのやつ、絶対面白がってるな。お前は知ってるだろうが！！

“大人になってからにしろ。”

『お前までいじってくんのかよ！？』

黒モフまで紙に書いて伝えてきやがった。

ベビー5「アサガエリってなに？若様ー。」

ドフ「フッフッフッ！！いつか分かる時が来る。気にするな。」

何そのお父さん感。さりげなくイケメンオーラ出してんじゃねぇ。

ベビー5の頭をぐしゃぐしゃ撫でてやってるだけでこんなにかっこよく見えるとか。ベビー5どれだけ可愛いんだよ。(現実逃避ともいう)

アタッシュケースを置いてこようと思い、部屋に戻っていると、なんとなく軽い気がした。

何がって。アタッシュケースの中身。1000万ベリーの重さじゃないというか。思ってたよりも軽い。

『……クッソおおおお！！クザンの野郎ォォォ！！マジで許さねえからなぁぁ！！！』

おそるおそる中身を見てみると、中には1000ベリー札が5束入っていた。分厚いので100枚で1組だと思うが、それにしてもケチりすぎだろ。

ついでに、札束の下に紙が入っていたのを見つけたのが間違いだった。

“7歳児に1000万ベリーも渡せねえよ。50万で勘弁してくれ。”

絶対にクザンの仕業だと思う。まじでふざけんな。

バッ「どうしただすやん！？」

ベビー5「大丈夫？」

走ってきたらしい2人と、その後ろからたくさんの顔が出てきた。かなり大きい声が出てたらしい。

『海軍に賞金減らされた…。俺の950万ベリーが…ん？ちょっと待てよ？あの2人の世話をしている人へのチップということにしよう。うん。』

ドフ「フッフッフッ！！本当に変わってるな。」

うん。許す。てか突然1000万ベリー手に入れたとしても、何に使うんだって話だよ。

そう考えると別にいい気がしてきた。さて、晩飯でも食うかな！

ドフ「おいA。あとでおれの部屋に来い。」

『へ？あ、うん。』

飯食ってる時に突然声かけてくんなよ。ビビるだろうが。

コンコン。

『俺だ。入るぞ。』

ガチャ。

食後にピンモフの部屋を訪ねた俺氏。めっちゃ眠いんだが。今すぐ寝たい。

ドフ「今日何があった？」

『何も？…あーはいはい。話す話す。』

何もって言ったら睨まれてしまった。ピンモフの眼力ある意味怖いからやめてほしい。

『かくかくしかじかで…、そのあと帰ってきた。』