検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:9,448 hit

7 ページ7

.












目が覚めてカーテンを開けると





” 残念なイケメンさん ”が、まるで私が開けるのを待っていたかのようにニコニコしながらこっちを見る







これが毎朝の始まり。









そしていつものセリフ。









「 おはようAちゃん、今日も遊びに行くね 」









.









あれから毎晩、私のベッドに遊びに来る” 残念なイケメンさん ”






” 残念なイケメンさん ”は、ルックスはいいのに、言動が残念な方だから


私の中で勝手に定着した呼び方。









毎晩、ひょこっとカーテンの隙間から顔を出してこっちを覗き




「 遊びに来たよ 」





と囁く。









もちろん私はすぐに追い返すが、それも疲れたので
狸寝入りを図る。





が、最近は私が寝てても( 嘘眠り )構わず入ってきて私の近くにしゃがんで頬を突っついたり、頭を撫でてきたりする。









まぁ、もちろん飛び起きてさっさと追い返すけど。









掴めない





本当に掴めない人だ。









.







ある日の夜、グクさんが来る頃



珍しく起きてスマホを操作しているとカーテンが小さく揺らぐ。









「 あれ、起きてたんだ



もしかして俺のこと待ってた?笑 」









『 違います 』









「 えー、ぐぅちゃんちょっと期待したのにー 」









『 気持ち悪いんでやめてもらえますかその呼び方 』









「 てか、今日は俺のこと追い出さないんだね 」









『 聞きたいことがあって 』









「 え!遂に俺のこと好きになった!? 」









『 はぁっ!?馬鹿じゃないの! 』









「 しぃっ!声大きい! 」









そう言って慌てて私の唇に自分の人差し指を当てる” 残念なイケメンさん ”









.









.









.









この人絶対女慣れしてる…









.

8→←6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
90人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , ジョングク , BTS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なぎーぬ x他1人 | 作成日時:2018年5月7日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。