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『 暇… 』
午後2時
晴れているのか曇っているのかわからない空模様
特にすることもなく、窓の外をぼんやり眺める。
病室は7階にあるため、そこそこ眺めはいい方だが
毎日同じ景色を見させられると流石に飽きてしまう。
一週間前、部活中に左足首を脱臼して入院することになった私。
窓から見えるいつも同じ景色、
美味しくない病院のご飯にそろそろうんざりしてきた。
『 はぁ…帰りたい… 』
そんな私の願いは叶うはずもなく、また今日もつまらない午後を過ごすのかと思うと頭が痛くなる。
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ふと、正面に視線をやると
同じように退屈そうな顔をして外を眺める男の人
通った鼻筋に、くりくりした目、ダークブラウンでサラサラした髪
その横顔があまりにも綺麗で、思わず見とれた。
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作者名：なぎーぬ x他1人 | 作成日時：2018年5月7日 12時
