幸せを望んだ【服部平次】

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なんて言えば______________

「ほんとですか？それは良かったです」

横から肌が焼けたイケメンさんが顔を覗かせた。

『うわあっ！』

ｶﾞｯﾀﾝ

私は驚いて椅子から落ちてしまった。

「ちょ、！美優姉ちゃん大丈夫？！」

コナンくんの声が上から聞こえる

「驚かせてしまってすみません！大丈夫ですか？？」

と、言って手を貸してくれたのでその手を握って立ち上がると

ふと、違和感を感じた。

『あ、大丈夫です！こちらこそありがとうございます！』

頭をぺこりと下げてお礼を言うと

「そうですか、なら良かったです」

にこっと微笑んで笑ってくれるイケメンさん。

でも、なにに違和感を感じたのかがわからず首を傾げていると

「美優姉ちゃんどうしたの？」

コナンくんの声でふと、我に返って

『ん？なんでもないよ？あ、それより自己紹介しよっか！』

私の声にコナンくんも

「あ！そうだね！自己紹介まだだったもんね〜」

なんて無邪気に笑ってくれたコナンくんを見てこっちまで笑った。

「僕の名前は、江戸川コナン！よろしくね！」

コナンくんの自己紹介を聞いて、

『うん、よろしくね！コナンくん』

コナンくんは、

「次は美優姉ちゃんの番だよ！」

楽しそうに聞いてきたので少し笑って、

『服部 美優です！コナンくんとめっちゃ仲の良い平次お兄ちゃんの妹です』

私が軽く笑って言えば、

コナンくんは

「美優姉ちゃんってほんとに、平次兄ちゃんの妹なの？」

なんて、疑いの目を向けられたので

少し怖い。って年下相手に感じた。

『…そうだよ？平次お兄ちゃんの妹だよ？』

震える声で言うとコナンくんは眉に皺を寄せてまだ疑っていて、

『…ッこわい…』

声に出ていたらしい。

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