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平野 ｢おい！なんで喧嘩してるん！｣
｢だって…｣
平野 ｢あーもう！ごめんって｣
｢紫耀は悪くないよ｣
結構派手な口喧嘩をしてしまった。
あの後もクラスのみんなが注目するほどタラタラタラタラと口喧嘩を続けていた
私たちを見かねた紫耀が止めに入ってくれた。
私だって喧嘩したいわけじゃなかったのに。
｢紫耀お昼…｣
岸 ｢Aちゃーん！｣
｢きしくん？！｣
平野 ｢俺もいるんだけど｣
ここあちゃんと一緒にやってきた岸くんと紫耀と3人でお昼を食べることになった。
岸 ｢どうよ！れんとは！｣
｢喧嘩した｣
岸 ｢は？！んでだよ！！｣
平野 ｢岸くんA結構きてるみたいだから傷えぐらないでやって笑｣
岸 ｢あー、ごめんごめん｣
｢はあ…なんでこうなっちゃうのかな｣
平野 ｢れんちょっと変わったよね｣
確かに彼女ができてから少し変わった。
私と話すことが減るのは分かるが
紫耀とまであまり話さなくなってしまった。
｢彼女が出来るとあーなるんだね｣
苦しい。
今にも泣きそうな感情を押し殺してお弁当を頬張った
岸 ｢じゃあAちゃん！一緒に文化祭回ろ！｣
｢え？なんで急に？笑｣
岸 ｢あっ紫耀と回る予定だった？？｣
平野 ｢その予定だった｣
岸 ｢あちゃーじゃあ2日目！2日目は？！｣
｢……いいよ。まわろっ｣
きっとこのままだと一緒に誕生日をお祝いすることも出来ないんだろうな。
仲直り出来るかな…
岸 ｢できるよ！Aちゃんなら仲直り出来る！｣
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作者名：おねむちゃん | 作成日時：2022年8月14日 1時
