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HC side
Aが、いる
自分の宿舎に
前はヒョン達がいた時…それも半年以上前だから、2人で宿舎にいることがいまだに信じられない
胸がじわっと温かくなるのにつれ、指先は冷え始めた
性に合わず、緊張しているらしい
HC「…思春期かよ」
思わず笑ってしまうくらいに
一度リビングに戻り、Aに着替えを渡していないことに気がついた
もう脱衣所から出ていると思い躊躇なく扉を開ける
それが間違いだった
HC「…うわ、まだ入ってなかったの？」
『びっくりした…ごめん…』
HC「こっちこそ、ノックもせずにごめん。着替え、これだから。」
まさか、まだ着替えている途中だとは思わなかった
着替えを渡して、すぐに脱衣所から出る
HC「…うーわ、」
いくらライブとかで着替えは見てきたといっても、不意打ちとはやはり心にくるもので
音を立てないように、脱衣所の扉に背を預けズルズルとその場に座り込む
シャツ、脱いでなくてよかった
しばらくその場でしゃがんでいた後、また一つ情報を伝えていないことに気がついた
今度はしっかりノックをして返事を待つ
HC「あ、A…？まだ入ってない？」
『うん、絶賛着替え中』
HC「シャンプーとか、僕のやつ使ってね。ボトルが黒いやつだから。」
『了解。ありがとう。』
今度こそ、扉の前から立ち去り、一旦自分の部屋に戻る
自分の着替えを取り出し、ジャニヒョンのベットに投げる
マクヒョンとかだったら怒られるけど、ジャニヒョンはいつも笑って許してくれるからついついやってしまうのだ
自分の着替えを回収し、ついでにジャニヒョンのベットを整えるといつもヒョンが使っている香水が鼻を掠めた
ジャニヒョンは一切悪くない、それは分かっているんだけど
何故か、どこか悔しくて自分の香水を取り出して上から振りかける
そのまま10階に駆け上がって、誰もいない空間でシャワーを浴びる
火照る身体を抑えるためにシャワーを捻り、冷水を身体いっぱいに浴びた
落ち着け、別にこんな状態初めてじゃないだろ
その後すぐに温まって風呂を出て、ドライヤーを手にすぐに5階に戻る
これ、風量多くてすぐ乾くんだよね
5階に戻って、水を飲んでいると風呂から上がってきたAが顔を覗かせた
濡れた髪と蒸気した肌が妙に色っぽい
これ以上見てると目に毒だ
ドライヤーを手にして部屋へ向かう
馬鹿みたいに心臓がうるさかった
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りんごリラックス(プロフ) - Liliさん» 返信大変遅くなってしまい申し訳ありません！！！おでこを何回床にぶつけても謝罪しきれないくらい申し訳ないです…！！！！本当ですか…！！ありがとうございます！！これからも更新頑張ります☺︎ (2022年11月29日 0時) (
レス) id: 45fb9fd0f0 (このIDを非表示/違反報告)
Lili - ほんっとに世界観から作者様の文章から何からぜんっぶ最高すぎます泣 更新いつも楽しみにしてます！これからも頑張ってください！！ (2022年8月22日 21時) (レス) @page41 id: 8ebb469fca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごリラックス | 作成日時：2021年8月20日 12時
