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防弾少年団の方々を送り出す
「Aちゃん、後は私達だけでやっとくからいいよ」
そう先輩ヌナに言われた
後メイクがする事といえば
出演者のメイクを落として
片付けを手伝うだけ
最後まで残ってようと思ったけれど
ジミンさんの事が頭に引っかかって
『じゃあ…お疲れ様でした』
そう言って荷物をまとめに入る
…結局今日はメモ帳返ってこないか
早めに楽屋を出る
奥がガヤガヤしてるから
きっと撮影が終わったのだろう
急いで離れる
ジミンさんとなんて
仕事以外に関わっちゃいけない
会社を出てホッとする
よかった
なんか…今日笑うのは…疲れた
歩いて駅に向かう
「っ、ちょっと、待ってよ」
腕を掴まれる
『…ジミンさん…』
JM「なんで帰っちゃうの？」
服は私服だけど
顔まわりに何も変装してないから
慌てて私の帽子を被せる
『っ、顔何も隠してないじゃないですかっ』
そう言うとジミンさんは途端にシュンとする
JM「ごめんなさい…、でも、Aちゃんが帰っちゃうから」
もうここまで来たら一緒に回らないわけには行かないか
『すみません、一緒にお店行きましょう、ね？』
先に帰っちゃったのは悪いし
必死の笑顔で取り繕う
するとジミンさんは安心するように
息を整え始めた
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作者名：りんごリラックス | 作成日時：2018年10月2日 18時
