偽善の私or本当の私 (ページ48)

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メイクお願いしますと

どっからか声が聞こえた

それに反応して立ち上がる

『はい、ソクジンさん。失礼します。』

JN「うん、よろしくねー」

…相変わらず綺麗な顔立ちで

この人の顔にメイクしてると

キャンパスに絵を描いてるみたいで

楽しくなる

JN「…あのさ、Aちゃん」

『…はい、あ、水飲みます？』

JN「いや、そうじゃなくてね

昨日、ジミナやジョングガが迎えに来た時

…なんかあった？」

…ソクジンさんに、勘付かれてる？

『…何にも、ないですよ？』

JN「…そう？」

嘘ついたけど

絶対彼は分かっている

ジミンさんやテヒョンさんを見て、気づいたんだろう

JN「…僕は弟達の恋愛事に口出さないけどさ」

JN「もし、2人が真剣なら、考えてあげてね」

ほら、分かってる

『…お2人に、お似合いの人が見つかるといいですね』

軽い皮肉を飛ばした

ソクジンさんは聞こえなかったのか

スマホをいじっている

前ほど、意見が言えなくなった

…防弾少年団が絡んできたからかな