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46JM side ページ46
抱きついているテヒョナをグガに剥がさせ
先にタクシーに運んでもらった
目の前で縮こんでいるAちゃんを見て
抑えられそうになかった
気がついたら付き合ってくれって
絶対に、口に出してはいけない言葉を
言ってしまっていた
もちろん、キョトンとしてるよね
でもこの時の僕は
止まれなかったから
気がついたら
下に、Aちゃんがいて
あからさまにまずい状況
最後の綱として
彼女に逃げる隙を与えたのに
『…ジミンさんは…私の、どこが好きなんですか』
そう言ってくる始末
そんなの、狡いから
僕の気持ちを流れるように
彼女に言って
顔を、近づけた
避けろ、避けろよ
僕の思いとは裏腹に
唇が重なった
それ以上いると流石にまずくて
電話番号を置いて
流れるように外に出た
ドアの前にしゃがみ込む
JM「っ、はぁ……無理、」
もうここまで来てしまったら
後戻りは、出来ない
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作者名：りんごリラックス | 作成日時：2018年10月2日 18時
