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Aside
折原先輩に連れてきてもらった定食屋さん。
入ると気前のいいおじさんが足を組みながら新聞を読んでいた
千羅「こんにちわー、おっちゃんいつもの貰えます？」
「あれ？もしかしてついにお前にも彼女か！？いつの間に作ってたんだよー」
千羅「ちゃいますよーもー、おっちゃんそーゆーとこかわらんなぁw」
話の雰囲気からすると折原先輩はだいぶ通いつめてるんだろう。
そういうの私にも出来たらいいななんて思っていたら椅子を引いて私に座るように促す。
なんて紳士なんだろうか。
『あっ、ありがとうございます！』
「んでそちらのべっぴんさんは？？」
千羅「Aちゃんは今千羅が教育係やってるんですよ〜千羅また後輩出来ちゃって本当に大変ですよ」
「お前なんてまだまだなんだろ？頑張れよー？そんてねぇちゃん、なににする？」
メニューをざっと見たがどれも美味しそうだし全て安い。お財布にも優しいと来たらもう通いつめるしかないだろう。
雰囲気も結構好み。フレンドリーな感じがまたたまらない
『んー…じゃあオムライスお願いします！』
「よしきた、任せとけ！」
お願いしますと笑顔で頼む。
さっき笑顔を褒められたので早速笑顔で注文をしてみる。上手く笑えてるかどうかすらも怪しいが。
千羅「随分と可愛いの頼むんですね、意外でした」
『ふふっ折原先輩の中の私のイメージどんなのなんですかw』
そんなたわいもない話をしているうちに頼んでいたオムライスが届く。
「はーい、オムライスね。Aちゃんって言ったかな？おっちゃんからささやかな就職祝い、オムライスはお代いらないよ。沢山食べな！！」
千羅「じゃあお言葉に甘えて千羅も…」
「お前は通常料金」
千羅「いいじゃないですかーw」
『んふふ、ありがとうございます。おじさん、また明日も来ますね！！頂きます！！』
「おう！待ってるよー！」
千羅「じゃあ千羅もいただきまーす」
2人同時に頬張り、ぽっぺたが落ちるほど美味しく、多いかなと思ったオムライスもぺろっとたべてしまった。
こりゃある意味で幸せ太りするぞ……
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センラさんとおっちゃんの区別がつかなかったので名前入れときました。
葡萄
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作者名：葡萄 | 作成日時：2019年5月1日 23時
