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ところでよォ、とギアッチョ。


メローネは目をぱちくりさせていたが、先程の言葉を酷く後悔した。これはまずい。


「腸が煮え繰り返るってよぉ〜…」


「あ、ヤベ」


────────


「運命っつーのは不確定な要素が絡み合うんだろ?」


「そうだ。だから選択一つで結果ががらりと変わる」


カフェのテラス席、ヴィーノはスタンドを発現させていた。


ターゲットは二つ離れた席でくつろいでいる。周りのスーツの男たちは護衛だろうか。


「例えば、今日のテラス席はモップをかけたばかりだとか、ターゲットの革靴が下ろしたてで踏ん張るには向いていないとか、だ」


たん、エンターキーが押された。

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作者名:クヴァール x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年10月16日 20時

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