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「アンタがいなくなったら皆悲しむぜ。そもそも冗談でもそんなこと言うもんじゃないんだぜ」
「そうね、ごめんなさい。もう言わないわ」
「約束だぜ。俺、アンタのこと大好きなんだから」
子供が親に縋るように抱きついてくるメローネを撫で、あやすように額にキスを落とす。場違いな感想だとは思いつつ 甘えられるのはなかなか気分がいい。
「いいかいベルモット、少なくともこのチームにはアンタを疎ましく思う人間なんていないんだからな」
「ええ、みんな優しいわ」
「俺からすれば アンタはいてくれるだけでいいんだ。たまにハグとかしてくれたらなお嬉しいんだぜ」
「あらあら……」
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