メモリー 4 ページ4
「ようやく逃げれた。」
私はひたすら逃げて、いつの間にか人混みの中にいた。
これでも子供だ。
「………とにかくどこかに……… 」
すると、突然雨が降ってきた。
濡れたくない私は、路地裏に駆け込む。
玄野達のせいで傷だらけ。
正直お兄ちゃんの所に戻りたい。
暖かい風呂でお兄ちゃんと入って………
「ねぇ、君は捨て子？」
感傷に浸る私にしゃがみこんで目線を合わせ、デリカシーの欠けらも無い質問を投げかける人がいた。
「………家出した。」
「そう、取り敢えず私のお日さま園においで？住ませてあげるよ」
いやいや、普通は警戒するもんじゃないのかな。
もしかしたら私みたいな子を拾って殺されるかもしれないのに………
「大丈夫。私は心を読めるの。」
「………化け物。」
「あなたほどではないわよ？」
まぁ、極道の長の従妹の私はやばいやつかな。
でも血は繋がってないし………
叔父ちゃんの従妹だし………
「取り敢えずおいで？このままだと………」
「日記帳」
「日記帳？」
「………それくれるなら行ってあげなくもない」
私はそのままおばさんの後をついてきて、着いた先には家よりは狭い家と、たくさんの子供だった。
「………ボロ屋敷」
「貴方は今度からここに住むのよ？そんなこと言ってられないわ」
私の個性で少し改造してやろうか。
「………私、ここの土地の一部で部屋作るから。」
「？なら園ごと改造してよ！」
「おばさん子供に縋るなんてダメ人げ………」
「おばさん？」
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マリイ - 治崎廻大好き (2022年3月20日 7時) (携帯から) (
レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
ねじる - あ、ごめんなさい、二個も同じコメント送っちゃいました。投稿ボタン連打していたみたいです。本当にごめんなさい。 (2018年11月12日 18時) (レス) id: b17a466711 (このIDを非表示/違反報告)
ねじる - 素敵な作品ですね！期待しています！無理せず自分のペースで頑張ってくださいね！ (2018年11月12日 18時) (レス) id: b17a466711 (このIDを非表示/違反報告)
ねじる - 素敵な作品ですね！期待しています！無理せず自分のペースで頑張ってくださいね！ (2018年11月12日 18時) (レス) id: b17a466711 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白兎P＠ | 作成日時：2018年9月30日 20時
