メモリー 29 ページ29
「………？放課後、校舎裏に来い？」
………カツアゲって言うやつかな。
そういうのってだいたい無視してこちらに寄せ付けて、先生にチクるのが一番だよね。
「………捨てた方がいいか」
「待て待て！それ捨てるのか！？」
「？爆発頭関係ないでしょ。どうせカツアゲっぽいし捨てる。」
何故か妙に手紙に執着されてる。
………？こいつら何か関わってんのかな。
「………ならあげる。私、要らないから」
「あ、ちょ！おい！！」
私は爆発頭に手紙を投げ渡し、そのまま家に帰った。
ーーーーーーーーーーーー
「え、ちょ………どうする！？"例の作戦"失敗に終わるぞ！」
「………なら、第2プラン実行！」
「………え！？マジで？………あいつ不登校になるんじゃ………」
「きっと乙女な部分が出るはずよ！」
治智輪廻が去った後の教室である。
ーーーーーーーーーーーー
「………ねぇ、このプリント先生に渡すから」
「………」
次の日、無重力にそういうといつもならニコニコの無重力が真顔で目を合わせずにプリントを渡してきた。
………？素っ気ない？
………まぁいいか。
「…先生、プリント持ってきました。」
「そこ置いとけ」
私は、取り敢えず仕事を終えて授業の準備をしてたら………
ドンッ
「あ、すま………」
何か呟いてたがそのまま"拾おうとせず"爆発頭は去っていこうとする。
………私さ、そういうの嫌いなんだよね
「ねぇ、さすがに拾おうとはしないわけ？」
そういうが無視。
私確かに素っ気なかったかもしれないけどさ、さすがに謝るくらいはするでしょ？
「………あーそう。あんたはヒーロー志望なのにそんなことするんだ」
「あ、その………これは………」
「私さ、別に虐めとかなんとも思ってないからいいんだけどさ。………流石にもの落として素通りは酷いんじゃない？」
私はつい手に力を込めたせいか、机の角が分解されてしまった。
………もういいよこの際。
「………あんたらがそんなに私の事目障りなら出ていってやるから精々ヒーローでもなんでも目指せばいいよ」
私はそう言って扉を閉めてやった。
あ、ちゃんと荷物もってよ？
「おい治智どこ行く。」
「私、なんかヒーロー科向いてないっぽいので帰ります」
私はそう言って窓から飛び降りて急いで家に帰った。
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マリイ - 治崎廻大好き (2022年3月20日 7時) (携帯から) (
レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
ねじる - あ、ごめんなさい、二個も同じコメント送っちゃいました。投稿ボタン連打していたみたいです。本当にごめんなさい。 (2018年11月12日 18時) (レス) id: b17a466711 (このIDを非表示/違反報告)
ねじる - 素敵な作品ですね！期待しています！無理せず自分のペースで頑張ってくださいね！ (2018年11月12日 18時) (レス) id: b17a466711 (このIDを非表示/違反報告)
ねじる - 素敵な作品ですね！期待しています！無理せず自分のペースで頑張ってくださいね！ (2018年11月12日 18時) (レス) id: b17a466711 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白兎P＠ | 作成日時：2018年9月30日 20時
