メモリー 21 ページ21
………反則かもしれないが、個性で体を作り替えよう。
余分な脂肪を全て筋肉に。
皮膚を分厚くして軽傷で済ませれるように……
「はいスタート！！」
「………勝つ！！」
スタートと共に出たのは私だけ。
他は余談等をしてたのか出遅れていた。
あいつら、遊びに来てるの？
私から敵とられても知らないから。
私が足の筋力を増量して、走ってると仮想敵が現れた。
「………ねぇ、あんたらロボットってさ壊される時の気分ってどう？教えてよ」
『排除、スル』
私は足の全身の筋力を足に寄せるように体を再構築し、高く跳躍した。
「あんたらがロボットでも容赦はしないから！」
私は触れて、一瞬でロボットを分解した。
………1回でこの負担か………持つかな。
ーーーーーーーー
せいぜい50はいったところで、後方から物凄い音が響いた。
「あれが例の０ポイント敵か。………無駄な戦闘は避けたい。逃げよう。」
私はそう呟いて走った。
もう、指先は限度が来てる。
あと1回で完璧キャパオーバーだろう。
「た、助けてください！！」
「？」
声がしたので反射的に振り返ると………
瓦礫の下敷きになった女の子がいた。
「………顔伏せてて」
「！？う、うん！」
私はそいつの体の上にある瓦礫を全て分解した。
そいつは立とうとするが、どうやら捻挫したらしい。
「あ、あの………出来れば肩を貸していただ………」
そのとき、今まで忘れてた０Pの敵が、私目掛けて襲ってきた。
「………私、無駄なこと嫌いなの。」
殴られかけた時、自前の極道的反射神経にて触れる。
すると、ボロボロと分解され始めた。
「す、凄い！」
「なにあんた。まだ逃げてなかったの。」
「………私の個性、ロボットに向いてなくて………1Pも無いんです！」
そう言って女は捻挫したらしき足を引きずりながら仮想敵を探そうとする。
「そう、なら頑張れ」
私はそう言って、その場を立ち去ろうとすると何かに掴まれた。
「あ、あの！！………出来れば手伝って………」
そのとき、無残にも終了の放送がなった。
女の目は先程とは違って絶望を漂わせていた。
「………足」
「え、は、はい？」
「モタモタするやつ嫌いだから。………足出して」
「はい、」
まぁ、私も人の子だ。
女の足に手を当て、捻挫した部分を再構築してやった。
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マリイ - 治崎廻大好き (2022年3月20日 7時) (携帯から) (
レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
ねじる - あ、ごめんなさい、二個も同じコメント送っちゃいました。投稿ボタン連打していたみたいです。本当にごめんなさい。 (2018年11月12日 18時) (レス) id: b17a466711 (このIDを非表示/違反報告)
ねじる - 素敵な作品ですね！期待しています！無理せず自分のペースで頑張ってくださいね！ (2018年11月12日 18時) (レス) id: b17a466711 (このIDを非表示/違反報告)
ねじる - 素敵な作品ですね！期待しています！無理せず自分のペースで頑張ってくださいね！ (2018年11月12日 18時) (レス) id: b17a466711 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白兎P＠ | 作成日時：2018年9月30日 20時
